ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇 その5(寿歌)

2012-01-29 22:06:02 | 観劇

『寿歌』に行ってきました。

出演は堤真一さん・戸田恵梨香さん・橋本じゅんさんです。

核戦争で全てが廃墟と化した街に、リヤカーを引いた旅芸人のゲサクとキョウコがやってくる。核ミサイルが飛びかう中、不思議な芸をあやつる謎の男ヤスオが現われた。出会った男女三人はエエカゲンな会話をしながら旅を続けることになる・・・・・・(チラシよし抜粋)

正直、苦手な舞台です。客席に何を伝えたいのか考えさせられます。でも、考えてもわからないんです。ん~~~~~難しい・・・。

ただ、堤さん、橋本さんのやりとりが楽しめました。エエカゲンな会話が本当にエエカゲンで・・・・ダルタニヤンが出てきたり、佐々木小次郎、宮本武蔵の話になったり・・・このシーンの堤さんと橋本さんの刀さばきが好きです。

途中、太鼓のバチを放り投げ、受けそこねた堤さんが何度も『惜しい・・・惜しい・・・』とつぶやく様がリアルで楽しめました。成功する時もきっとあるんだろうなぁ~~

堤さん狙いで選んだ舞台・・・・堤さんと言えば、「シダの群れ」があるけど・・・これもちょっと苦手な舞台なのよね~~~楽しめる感じではないし、ちょっと怖そうだし、観劇するか考えちゃうな~~。

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読書 その3(神様のカルテ)

2012-01-23 22:41:01 | 読書

へそ曲りな私は、話題になったり映画になったりして、大々的になるとちょっと引いてしまうところがあります。この本もそんな1冊。

夏川草介さんの「神様のカルテ」です。

いや~~~~素敵な本でした。読んで良かったです。

解説で上橋菜穂子さんが書かれていますが、本当に心地良い物語です。

何よりも主人公一止(いちと)さんのキャラクターがとても良いです。ちょっと変わっていて変人扱いを受けていますが、何よりも患者さんの事を考えている一止さんは、とっても素敵です。

同僚や先輩、アパートの住人とのよりとりがとても楽しくて、こういう人がいたら、間違いなく好きになっています(笑)

これ、続編もでているのですよね。是非、読みたいです。一止さんに会いたいです。そんな事を思わせてくれる本です。

でも、一止さん・・・・・私は、桜井翔さんのイメージではないなぁ~~(笑)

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観劇 その4(志の輔らくご)

2012-01-22 23:39:26 | 落語

『志の輔らくごin PARCO 2012』へ行ってきました。

毎回、毎回思うけど、志の輔さんの枕から本題へ入る瞬間が素晴らしいと思う。水が流れるが如く、すっ~~~と入っていく。入ったってわかる瞬間が、ちょっとドキドキしたりして聴くほうも、一瞬身が引き締まる感じなのです。

今回の演目の中では、どれも面白かったけれど最初の『タイムトラブル』が好きかも。30年間無遅刻の教師が遅刻してしまうその理由は・・・・・宮本武蔵が部屋にやってきたから・・・・と言うタイムマシンのお話なのだけど、生徒とのやりとりが実際に行われているかのようで、ものすごく楽しかった。

ラストの紺屋高尾は江戸の花魁のお話。この高尾さん、凛としていてとっても素敵な女性。吉原という世界だから、ラストはちゃんと嫁ぐことが出来るのか、ドキドキしちゃったけどハッピーエンドとなり、幸せな気持ちになりました。

毎年恒例のパルコの舞台は、落語のほかにも色々趣向がありまして、幕間も楽しめます。

1本目のあとの影絵がとっても素敵だったな。志の輔さんが最後に話されていたけど、「この影絵を使う落語がしたくて作った」のだそうです。落語より影絵が先だったって・・・・。

2本目のお雛様の話のあとは、某劇団員さんがそろい、お話そのままの人形でなく人間のお雛様が登場して楽しませてくれました。

恒例と言えば、今回も最後にはお囃子のあとに、三本締めで終了。

その時の挨拶で、東日本の復興にむけて『普通に落語をおこない、普通に落語を聴きに行けて、普通に笑える年にしたいです』と話されていました。普通であることの幸せを忘れてはいけないですね。

そして、師匠である談志さんのことも少しだけお話されました。2007年のパルコに足を運んでくれて、客席で聴いてくれて『人の落語を最後までこうやって、聴いたのは初めてだなぁ』と言われたそうです。

「うまくなったなぁ」とか、言われるよりも、弟子として何よりも嬉しい一言だったのではないかな~~と感じました。こんな事をさらりという談志さんもカッコいいですよね。

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観劇 その3(ラ・カージュ・オ・フォール)

2012-01-19 21:53:00 | 観劇

確か、3年ほど前にファイナルだと言われていたように記憶する・・・・『ラ・カージュ・オ・フォール』に行ってきました。

ファイナルだと言われていても、楽しい舞台の復活は嬉しいです。

市村正親さん、鹿賀丈史さん、今井清隆さん、森公美子さんと嬉しくなっちゃうようなメンバーが出演されるのも、ものすごく嬉しいです。ちなみに、前回も同じメンバーです。

市村さんがただ、ただ可愛いです。見た目でなく、性格がとても可愛い女性に思えるっていうのが、さすがだな!!と思います。

それをゆったりなのか、天然なのか、静かに見守っている風の鹿賀さんもダンディで素敵。

前回もだったのですが、今井さんと森さんが登場する2幕目では、森さんが何度も笑ってしまう姿があります。今回は笑いをこらえて後ろを向くのですが、何度も市村さんに顔を正面に持っていかれていました。おまけに、今井さんにもお尻をたたかれていました。その今井さんだって、笑いをこらえるのに必死にみえましたが・・・・(笑)

この舞台、前回に引き続き新納慎也さんも出演されています。それも楽しみでありまして、登場するたびに釘付けです。女装したときの足のきれいなこと・・・・歌も上手いし、女装しない時はかっこいいし・・・目を引きますよ。

こういう舞台はファイナルなどといわず、続けて欲しいものです。

舞台は素敵だったのですが、後ろのおばさま4人かな?のおしゃべりが多く、かなり迷惑でした。自宅でテレビを見ているのではない!!と思うのですが・・・・友達が劇場の方に訴えてくれて、2幕開演前に注意に来てくれたのですが、『私達、そんなにおしゃべりしてた~~~?』と言うその態度に、さらにびっくり!!自覚がないんですね。前列の人は前かがみになるし・・・どうにかして欲しかったです

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読書2(春朗合わせ鏡)

2012-01-18 17:09:09 | 読書

高橋克彦さんの『春朗合わせ鏡』です。

『だましゑ歌麿』『おこう紅絵暦』に続くお話です。

主人公春朗は、のちの葛飾北斎。

そして、千に一つも悪事に対する目こぼしがないと恐れられる、北町奉行所吟味方筆頭与力の千一こと仙波一之進。その妻で元柳橋芸者のおこう、隠居の左門と前2作にも登場したメンバーも健在で、それぞれが良い持ち味を出しています。

7つの短編集です。今回一つ目がとてもげんなりするお話で、ちょっと引いてしまったのですが、2つ目からはとても面白くあっと言う間に読み終えました。どんどん読み進んでいるちに、少しだけ江戸の世界をのぞいているように思えて楽しいです。

今回、新しい登場人物も出てきて、今度のその人物を主人公としたお話も出ているとか・・・文庫本になったら、是非読まなきゃね。Photo

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