観劇2(戯伝 写楽）

東山義久さんねらいで『戯伝 写楽』を観劇して来ました。
8年ぶりの再演です。

前回のメンバー橋本さとしさん、小西遼生さん、東山義久さん他、
中川翔子さん、壮一帆さん、山崎樹範さん、吉野圭吾さん、村井國夫さん達です。

写楽は女性だったって言う話で進むのですが、歌麿や北斎も出てくるし、花魁の心中事件もあり、絵を描く事とは？と言うモチーフがずっと根底にあります。

アドリブも多く笑いは満載です。

中川翔子さんが写楽ですが、ラストで取りつかれたように絵を描く狂気の場面は素晴らしかったです。

久しぶりの村井國夫さんでしたが、存在感はすごいですね。

東山義久さんのびのび、躍動しておりました。

終演後にトークショーがあり橋本さとしさん、小西遼生さん、中川翔子さん、壮一帆さん、そしてＭＣは東山義久さん。

もうこれが面白かった。東山義久さんのＭＣ、自由で楽しすぎです。

読書2(しをんのしおり）

三浦しをんさんのエッセイ『しをんのしおり』です。

いやぁ、面白かった。
何気ない日常にこんなに面白いことがあるのか～気づかないってもったいないなと思えたって言うか…


しをんさんの妄想がものすごく楽しい。どんどん膨らんでいくんだけどニヤニヤしちゃう。

私は車内が読書時間なので、もし誰かに観察されていたら不気味な人だったと思う((笑）
マスクしていて良かったわ。

浅田次郎さん

地下鉄開通90周年感謝祭で浅田次郎さんの記念講演があることを、電車の中吊りで知り早速応募。
先日読んだ『おもかげ』が地下鉄に関わる話で、浅田さんは他にも『メトロに乗って』も書いているので、そんなこんなで講演会。

ハガキ1通で１人入場、90名の招待。
当選は難しいなあと思ったのだけど、めでたく当選。
なんと、友達も当選。
応募が少なかったのかと思ったのですが、冒頭で浅田さんが競争率高かったそうですよと一言。
運を使ったなぁ～。

講演内容はSNSに載せてはいけないと言うので書けませんが、浅田さんはやはり良いです。
ますますファンになりました。
当選して良かった。

写真は会場でいただいたファイルとボールペン。

読書1(おもかげ）

浅田次郎さんの『おもかげ』です。

良い話だ。
ラストにホッとしつつ、謎がとけた時には泣けてきました。

これぞ浅田次郎と言えるかもしれない。ちょっと鉄道員を思い出しました。
浅田さんは心の奥を温かくしてくれます。

心に残る1冊となりました。

来週は浅田次郎さんの講演会に行く予定です。ますます楽しみになりました。

観劇1（新春歌舞伎公演）

今年の観劇始めは新橋演舞場での新春歌舞伎。

海老蔵さんが出ている日本昔話です。桃太郎、花咲かじいさん、一寸法師、かぐや姫を観てきました。

一寸法師以外は私達の知っている内容とはちょっと違います。
桃太郎は鬼から見た物語になっており、人間の勝手さがクローズアップされてます。

花咲かじいさんでは犬は桃太郎の家来の犬になっており、悪いやつだと狙われるんです。良い犬なのに、おじいさんとおばあさんを守って最後は亡くなるのですが、ちょっとこれは悲しかった。

一寸法師は踊りなので他の物とはちょっと違うんです。一寸法師がどれだけ小さいか表すのにセットがやたら大きかったり、巨大な姫の手が出てきたり面白かったです。

かぐや姫は月ではなく宇宙にある星から来た設定。そこで内乱が起きてオニイシと言う石が捨てられるのだけど、後の物語全てにこのオニイシが関わってきます。

人の心を映す石なわけで邪悪な心を持った人には邪悪な魔力となるわけです。

海老蔵さんの舞台は初めて拝見しました。
犬役が何とも可愛かったです。ほとんど出ずっぱり…疲れるだろうな。
宙乗りもお初でした。へぇーって感じです。

かぐや姫との別れのシーンでは海老蔵さんと麻央さんがだぶってしまい、そう思った人多かったと思います。