上川隆也さん主演の『真田十勇士』です。
出演は他に、葛山慎吾さん・山口馬木也さん・粟根まことさん・植本潤さん・倉科カナさん・賀来千香子さん・里見浩太朗さん達です。
文句なく上川さんの真田幸村はかっこいいです。
今日は上手席ではありましたが、3列目だったのでホレボレ度がより以上にアップされました。
立ち回り・・・・霧隠才蔵に対し、怒る時の目線とか、とっても怖いけれど、その厳しさが素敵です。
十勇士の中の一人、猿飛佐助の恋愛も絡みつつ、家康との戦い、見ごたえがあります。
豊臣側についている幸村ですから、最後は十勇士と共に討ち死。一人ずつクローズアップされながら、亡くなって行く後半はちょっと切なくなります。
猿飛佐助は秀吉の忘れ形見だった・・・・という設定で、後半は豊臣の血をつなげるために佐助を明の国に逃がすという事が主となります。
佐助は家康についている密偵ハナと恋に落ちるのですが、最後は共に明の国に逃げる事ができます。
たとえ、豊臣家がつぶれようとも秀吉の血は絶やさない。幸村は義を重んじるという事なのですが、260年後ペリーがやってきた時の船の名前が「サスケハナ」という・・・結末になります。
ちょっとロマンを感じる物語ですよね。
舞台はかなりの八百屋舞台になっておりまして、出演者には、きついだろうな~~と思いました。特に里見浩太朗さん・・・・・・着物姿での立ち回り、ちょっとハラハラしてしまいました。
立ち回り・殺陣ですが、ん?かみ合っていないあかも?と言うところが数箇所見られたのが残念・・・・・槍を突き出しているのに、相手がいなかったりね・・・・。どうしたのかな~~。
倉科カナさん、冒頭のシーンで手首に黒いゴムが・・・・・・この時代はないものよね~~~次の場面では手首から外されていましたけど、ちょっと残念でした。
葛山さんは霧隠才蔵さん。長髪がとてもお似合いで、改めてイケメンなんだな~~と。上川さんとの言い合いシーンは本当に迫力があって、上川さんがかなり怖かったです。カッコよかったけどね。
里見さんの家康、貫禄ありです。賀来千香子さんは淀の方、凛とした感じで素敵でした。
台風の影響で、行くのにめげたけど、大した事がなくて良かった。今日の方が大変よね~~。千秋楽なのに・・・・。