もう1回観たくなるよと聞いていたのですが、まさしくもう一度観たくなりました。是非とも再演して欲しいです。文句なく面白かった!
ホームズの橋本さとしさんと、ワトソンの一路真輝さんの掛け合いもバッチリ。
浦井さんはアダムとエリックアンダーソンの2役だけど、見事に使い分けていたわ。ちょっとジキルとハイドを思い出しました。
随所に笑いはあるし、ミステリーとして謎解きもあるし充分楽しめました。
カーテンコールではちょっとしたトークがあって、橋本さんは浦井さんのものまね、浦井さんはもののけ姫と千と千尋からの場面の真似で、客席は大爆笑でした。
ほんと!楽しい舞台だったな。
右膝を打ち、擦り傷ですが、かなり痛かったんです。Gパンも破けてしまうしね~。
そもそも、どうしてそんな事になったかと言えば、左側走行で坂道を上ろうと足に力を入れたときに、私の右側から自転車が1台追い抜いたんです。あ~抜かすのねと思った瞬間、私の目の前を左折…
慌ててブレーキかけたけど、間に合うわけもなく相手の後輪にぶつかり転倒です。
女子高生でした。普通、右側から抜いて左折しないですよね(怒)
この時に相手の連絡先とか聞けなかったのが、ちょっと後悔。そういうの私だけかしら…。怒りたくても痛さもあり無言。まして朝だから仕事も気になるしって感じ。何よりも動けちゃったし。動けないほどの怪我なら、絶対に連絡先を…なんだけど。
そして一昨日、やはり左側走行中、突然左から自転車が飛び出してきて正面衝突…。転びませんでしたよ。踏ん張りました。
ちょうど遊歩道が切れるところから飛び出してきたんですね。私からは建物がありおじさんが見えない。向こうから飛び込んできた感じですよ。
どこもぶつけなかったものの、瞬間的に力が入り右腕が何となく痛いことに後で気がつきました。
そしてまたもや、連絡先が聞けず…自分が情けないです。まっ!どこも怪我してないんですけど。
2度もあると、ものすご~く気を付けないとと思います。もうありませんように。
木皿泉さんの『昨夜のカレー・明日のパン』です。
王様のブランチ、ブックコーナーで2013年のベスト1に選ばれた本です。
紹介されていたのを見たら、ものすごく興味を持ってしまい即、本屋さんへ行ってしまいました。読まないといけない本は、たくさんあるんだけどなぁ~~。
でも、読んで大正解の1冊でした。
お嫁さんと義父の物語。悲しい事にご主人を病気で亡くし、血のつながらない2人がそのまま暮らしているのだけど、この2人はもちろん、2人を取り巻く人達も優しくて、とっても心の暖まる物語。
悲しみを乗り越えて、幸せになって欲しいと思うし、幸せになるんだろうな~~と思わせるラストも良くて、満足する1冊です。
宮部みゆきさんの『おまえさん・下』です。
この小説は登場人物がみんな魅力的です。
主人公である同心の平四郎。あごが長くて、決してイケメンではないけれど、何事にも動じない感じがいいなぁ~~。ある意味、思慮深い。
でも、剣術は苦手だからちょっと情けなかったりする。平気そうに見えるけど、平四郎の中では、かなり焦ってういるんだろうなぁ~~と思うけど、そう見せないところがちょっと魅力的。
そして、平四郎の甥っ子、弓之助。この子がまたいい。
今でいうイケメン。それもみんなが目を瞠るっていうんだから、ものすごいんだろうね~~。くわえて賢い。おつむりがいいのです。叔父上の平四郎と共に事件を解決していく。
この子の洞察力は、本当にすごいんだわ。
弓之助は藍染問屋の五男なのだけど、物語後半に兄である四男、淳三郎が出てくる。私はこの人が気に入ってしまったわ。弓之助ほどのイケメンではないけれど、なんでもないような顔をして、弓之助を助けたりする。とっても魅力的!!
他に今でいう惣菜屋さんの女将、お徳さん、岡っ引きの政五郎など、素敵な人がたくさん。長いお話だけど、ものすごく楽しめました。
この本、「ぼんくら」「日暮らし」に続く3冊目。
残念な事に、前の2冊の物語があまり思い出せない・・・・・面白かったから、3部作まで読破したけど、自分の記憶力にちょっとがっかり・・・・。