今年30周年のラ・カージュ・オ・フォールに行って来ました。何度か観劇しているのですが、何度観劇しても楽しい舞台です。
今日は前楽と言うこともあってか、盛り上がっていたように思いました。
市村さんのザザは本当に可愛い。可愛いと思えちゃうところが市村さんの実力なんでしょうね。
1部のラストで、育てた我が子に邪険にされる場面があります。育てた我が子と言っても、男性ですからね~、実母ではないわけです。
子どもの立場からすれば、結婚したくて相手の両親が来るのですから、市村さんの存在を隠したくなる気持ちも分からなくはないです。
市村さんにとっては、かなりのショックでその時に歌った歌が、とても良かったです。
可愛いだけのザザでなく、毅然とした大人の姿が素敵でした。
「私をみて」と歌う姿に泣けて来そうになりました。
鹿賀さん、ちょっとお疲れかな~と思ってしまいました。セリフが聞こえづらく感じたんですね…。こもってしまうと言うか、はっきりしない感じで…。歌はそんなことなかったんですが。
2部に入ってからは笑いの連続でした。
アドリブ満載だったんでしょうね。
今井さん、森公美子さん、鹿賀さんまでが笑ってしまう状態。
笑いを隠すために、後ろを向く森さんの顔をわざわざ前に戻す市村さん。キャストが笑うと客席も笑いの繰り返しでした。
楽しみにしていた新納慎也さん。変わらず素敵でしたね~。
カーテンコールで衣装を脱ぎ、ほとんど素っぴんに近い感じになった姿が、また素敵で好青年でした。カッコいい~。