今年のベスト

今年も終わりますね。

紅白を見ながら、書いています。あまちゃん特集、面白かったな～。

さて、今年の観劇ベストです。

ホロビィッツとの対話

趣味の部屋

ドレッサー

をあげます。

来年は、どんな舞台に会えるかな。

今年もブログを読んでいただき、ありがとうございました。

どうぞ良いお年をお迎えください。

読書その３７（おまえさん）

宮部みゆきさんの『おまえさん（上）』です。

『ぼんくら』『日暮し』に続くお話です。

同心・平四郎は馬面なんですけど、甥っ子の弓之助がびっくりするほどのイケメンで、頭もいいんです。

馬面の平四郎だって、飄々として仕事をしっかりこなすいい男なんです。

この２人を中心に江戸時代の事件を解決していくのですが、とても面白いです。

江戸時代の様子がなんとなく分かるのも楽しいです。

ただこの本、かなりの長編。上巻だけでも６００ページ。読んでも読んでも終わらない気がしますが、それだけ楽しみが続くって言う感じです。今日から下巻に入りました。

いよいよ事件が解決していきそうで、止まらなくなりそうです。

観劇その44（アラカルト2）

今年の観劇納めは『アラカルト2』。
青山円形劇場がなくなるので、25年続いたアラカルトもファイナルです。


カーテンコールで高泉さんが涙ぐまれていました。そんな姿を目にしたら、私も泣きそうになってしまいました。

毎年恒例の観劇だったから、本当に寂しくなるな～。1年に1回だけ会えるレストランだったんだけど。

ここからは観劇した人のみわかるお話し。

この舞台での私のお気に入りは、高泉さん演じる高橋！最高なキャラなんだよね。

マダムもいいし、高泉さんっていろいろな役を演じられる役者さんだよね。

今日のゲストは池田鉄洋さん。
この方、面白い！！高泉さんをリードしていたもんね。

そして台本もない高泉さんとの二人芝居。お見事でした。歌も上手だし、良い声してました。
ドラマ医龍に出ている時とイメージ違ったな！

円形劇場はなくなるけど、場所を変えてアラカルトは復活して欲しいな。来年の今頃、笑っていたい。

観劇その43（渇いた太陽）

浅丘ルリ子さんと上川隆也さんの『渇いた太陽』を観てきました。


浅丘さんって、おいくつなのかしら…。手と首は年齢を隠せないなぁ～と思いつつ、声は出ているしスゴイなぁと思いました。


上川さんは髪を染め、たぶんカラーコンタクトも入れてチャンスという役を演じていました。

後半で客席に降りて真横に立たれた時は、ドキドキしましたよ。白いシャツがお似合いだったな。

ストーリーは過去の栄光がある大女優（浅丘さん）が、久しぶりに映画に出演しカムバック出来るか。
その心の葛藤があり、薬や酒におぼれてしまう。


上川さんは成功が欲しくてたまらない。成功して自分を追い出した町の人々を見返したい。
そんな気持ちで浅丘さんを利用しようとする。


故郷にいる元カノさんの存在も気になる。この元カノさんは権力者の娘。町を追い出されたのも元カノさんが関わっている。


権力者を崇拝している町の人々。だから権力者に逆らう人々を消そうとする。

まだ人種差別が残っていた時代。ラストは、怖かった。なんか嫌な物を飲み込んでしまった感じ。

やはり、ハッピーエンドがいいな。重かった。

観劇その42（マクベス）

堤真一さん、常盤貴子さんのマクベスに行ってきました。


マクベスは初めてみましたが、こういう話はやはり苦手です。

衣装が普通にスーツだったり、そんなところがちょっと面白かったです。

舞台は円形、座席がそれを囲むようにあります。そして座席に傘…？？

役者さんの『例の物を持ってきたか』というセリフで傘を手にします。『広げよ』で開く。

緑色の傘なんですけど、後半にある『森が動いている』というイメージですね。客席参加型でこの説明を役者さんが前説でしてくれます。これがものすごく面白かったです。

最後の最後に、堤さんの立ち回りがあります。本当にカッコいいです。