ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

読書8(とりつくしま)

2017-03-24 22:07:45 | 読書
東直子さんの『とりつくしま』です。

ちょっと話題になっていた本だったので、読んでみました。

「とりつくしま」って…
亡くなった人の魂が、この世に戻ってきてとりつく「モノ」のこと。
とりつけるものは、モノ(非生命体)だけ。
世界を眺めることはできても、自分の意志で動いたり、声を出したりすることも出来ない…。(本文より)

11の短編が書かれています。

あなただったら、何になりたいですか?

日記になって、妻の日常を見守る夫。でも、別れが来るんです。妻が再婚する。そして日記を燃やす。日記になっていた夫…おめでとうと思いながら消えていくんです。切なくなりました。

野球で使うロージンバックになって、ピッチャーの息子の試合を見届ける。
ロージンバックは使うごとに消耗するから、やはり最後は消えていく。

消えない物もあるんですよ。大切にしていたマグカップとか、幼い子どもは公園のジャングルジムになってずっと見守っていく。

でも、ずっとっていうことは見たくないものも知ってしまうんですよね。

いろいろ、興味深い話でした。生きていること、生かされていること、それを大切にしないとと強く思いました。

そして、私だったら何をとりつくしまにするかな?と考え中です。

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春コート

2017-03-22 17:47:53 | 手作り
NHK出版の素敵にハンドメイドに素敵な春コートが出ていたのでチャレンジです。

身頃も袖も全部が長方形で作るって言うのが気に入ったのですが、見ると作るではは大違い❗
結構難しいし手間もかかります。
やはり、洋服作るのは大変!
でも、面白かった❗

一番難しかったのは、袖から脇の縫い方でした。
人の体は丸みがあるのね~と改めて思いました(笑)

色はもっと緑色なんです。
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読書7(すえずえ)

2017-03-18 21:29:55 | 読書
畠中恵さんのしゃばけシリーズ・『すえずえ』です。

このしゃばけシリーズは本当に面白い。

舞台は江戸時代、薬種問屋件廻船問屋の若旦那と妖達の物語。

ファンタジーだし、夢がある。
読むたびに、こんな妖達だったら友達になりたいと思う。

今回は若旦那と妖達が別れるのではと、ヒヤヒヤしたけど無事に元に戻ってほっとする。

まだまだ、この物語は続くね。っていうか、続いて欲しいわ。
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誕生日です

2017-03-18 19:35:16 | 日記
年齢は公表しませんが、今日は誕生日です。

仕事の1日でしたが、職場のみんなに祝ってもらい幸せでした。

皆さん~ありがとう~
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観劇7(私は誰でしょう)

2017-03-13 17:46:10 | 観劇
こまつ座の『私は誰でしょう』を観劇してきました。

戦後始まったラジオの尋ね人のコーナーが話の軸となっています。
尋ね人のコーナー…1946年から1962年まで続いていたそうです。

改めて気づかされた事は、尋ね人を紹介するのにも制限があったと言うこと。
NHKに届いたものは何でも流せるわけではなかったのですね。

広島、長崎の手紙は読めなかったと…。広島、長崎で何が起こったか、GHQにとったらマイナスなわけです。

それを押し通し、捕まってしまう。
戦争は終わったのに…と思う。

出演は朝海ひかるさん、吉田栄作さん、枝元萌さん達です。

戦争に関する舞台を観劇する度に、二度と起こしてはいけない事と思うけれど、戦争を知らない世代が増えてきた今、せめて小説を読んだり観劇するなどして、たくさんの人に考えて欲しいと感じます。
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