ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

読書14(うつくしが丘の不幸の家)

2021-05-30 21:34:03 | 読書
町田そのこさんの「うつくしが丘の不幸の家」です。

良い物語です。タイトルを見ると、どろどろとした物語なの?と思ったのですが、一軒の家に住んだ人のそれぞれの物語でした。
それぞれが悲しい思い、不安な思い、辛い思いを持っているのだけれど、ラストには希望が見えて、明るくこの家をあとにする。
実は幸せな家なんだよね。

エピローグで子どもだった二人が再会するのだけど、その場面が浮かんで感動でした。

「52ヘルツのくじらたち」も良かったし、町田そのこさんの本はもっと読んでみたいです。
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観劇5(父と暮せば)

2021-05-23 17:53:07 | 観劇
久しぶりの観劇。
こまつ座の『父と暮せば』。もう何度も観劇していますが、山崎一さんと伊勢佳世さんのお二人は初めてです。

何度観劇しても、良いものは良いですね。

戦争があったこと、広島、長崎の原爆があったこと、忘れてはいけないと同時に伝え続けていかなければならない。
生きる意味を考えさせられる舞台。

多くの人に観劇してもらいたいと、毎回思います。
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読書13(美しい書店のある街で)

2021-05-22 18:30:39 | 読書
大石直紀さんの「京都一乗寺 美しい書店のある街で」です。
初めての作家さん。

結論を言えば面白い。もっとこの方の本を読んでみたくなりました。

4つの短編です。そしてミステリーです。
どの話も全く先が読めなくて、読書がすすむ、すすむ。
犯人は誰?、どうなるの?と思いつつ、あっという間に読み終えました。

京都に実在する書店、恵文社が必ず物語の中に出てきます。
この書店、行ってみたい~今は無理だけど行きたい❗️

大石さんの本はもう1冊あるので、楽しみです。
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読書12(52ヘルツのクジラたち)

2021-05-15 08:31:42 | 読書
町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」です。
本屋大賞で話題になりましたよね。

虐待の話が出てくるので、ちょっと辛いと感じますが、この虐待はすでに物語の中だけでなく現実にありうることなんだと思うと恐ろしくなります。

クジラの届かない52ヘルツの声。
誰かにこの声は届くのだろうか…

母親から虐待を受けていたキナコ、キナコの声を聞いてくれた人が現れて、虐待から解放されたのに…それでは終わらなかった…辛い経験を乗り越えて、母親から虐待それている少年、愛(いとし)と出会う。

もうこの二人にひたすら幸せになってほしいと願うばかり。

キナコの親友美晴がとても素敵。

辛い思いをしていても、必ず必ずあなたの声を聞いてくれる人がいるよと励まされる本だと思います。そして、心をフラットにして人の声を聞ける人になりたいな。

さすが本屋大賞本です。
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読書11(木曜日にはココアを)

2021-05-08 21:28:26 | 読書
青山美智子さんの「木曜日にはココアを」です。

短編集だと思ったら、物語が全部つながっていて、面白い構成だなと思いました。
一人の人から数珠繋ぎのように、いろいろな人が紹介されていきます。

人と人の出会いには意味があるんだよ。無駄な出会いなんてないんだよ。と言われている気がしました。

一期一会…

人間は一人ではないんだよ~と励まされる1冊だと思います。

ココアを飲みたくなりました。
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