読書22（幻想探偵社）

堀川アサコさんの『幻想探偵社』です。
「幻想郵便局」「幻想映画館」「幻想日記店」に続くシリーズ4作目。

前回の…日記店は、私の好みではなかったのだけど、これは面白かった❗

舞台設定は幽霊専門の探偵社での出来事。

ヤンキー姿の幽霊に自分の体を探してと言われ、調査に乗り出す中学生。
笑いあり、ミステリーありで、どんどんページが進みます。
このシリーズ、やっぱり面白い。

シリーズに出てきた人たちが、途中出てくるのだけど、忘れている自分が嫌になる…もう一度、郵便局と映画館を読み直そうかな？とおもいました

観劇15（アンゴスチュラ・ビターズな君へ）

高泉淳子さんのアラカルトは昨年終わったけど、今回はアラカルトの脚本をレストラン仕立てに構成した舞台『アンゴスチュラ・ビターズな君へ』です。

どんな構成か楽しみに出掛けました。

リーディングライブステージとあり、歌あり芝居ありで期待を裏切りません。

もちろん、アラカルトの舞台を彷彿させる場面もありです。

ゲストは三谷幸喜さん。
2幕目に登場です。
設定は、高泉さん演じる娘のパパ。
これが、多分アドリブありで大笑い。

高泉さんの子どもの演技は天下一品だな。

ラストはアラカルトを観劇した人なら知っているおばあちゃま役。相手はいない一人芝居だけど、もうたまらなく可愛いおばあちゃまでした。

子ども役だけでなく、おばあちゃま役も最高です。

読書21（いしぶみ）

読み終えました。
小学生の時に読んで、数十年ぶりに再読です。

当然ですが、感じ方は変わります。
被爆した子どもたちが、どれ程家に帰りたかったか…
我が子を必死に捜す親の気持ちを考えると、いたたまれなくなります。

昔も今も共通して言えるのは、こんなことは絶対にあってはならないと言うことです

観劇14(さだまさし）

さだまさしさんの『2015 長崎から東北へin日本武道館』に行って来ました。

久しぶりのアリーナ席ゲットです。場所によってはアリーナ席も見ずらいので、期待しなかったのですが、なんと2列目でした。でも、上手端なのでやはり見ずらかったです。ただ、同じフロアーにいるって言うのは、迫力が違いますね。

このコンサートはゲストも多いので楽しみなんです。

まず、南こうせつさん。
今日は9時までに終わらなければならないようで、始めからこうせつさんに長いトーク禁止令が出ていました(笑)

東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で、指揮は渡辺俊幸さんと佐渡裕さんと言う豪華バージョンです。

佐渡さんの指揮で「ボレロ」が流れた時には、頭に東山義久さんが浮かび…ある意味病気だな(笑)と思いました。

ゴスペラーズが紹介されると、客席からおめでとうコールがたくさん。
さださんは、あえてこの不祥事を…なんて言っていましたが、娘婿ですものね。
ゴスペラーズは「ひとり」を歌ってくれたのですが、生で聴く「ひとり」は感動でした。

佐渡裕さんが出演されていると言うことは、スーパーキッズオーケストラも登場です。
子ども達の、佐渡さんをまっすぐに見つめる目は、とってもキレイでした。

スターダストレビューも登場。こうせつさんと同様に長いトーク禁止なのですが、短くても要さんのトークに大爆笑でした。
生で「木蓮の涙」が聴けたなんて観劇です。
要さんの声は、本当に素敵ですね。

加山雄三さんは、さださんと「案山子」を歌い、最後に「君といつまでも」。例のセリフ、生で聞いちゃいました。

バイオリニストの前橋汀子さんは佐渡さんと「チゴイネルワイゼン」。そして、さださんと「精霊流し」。これは、さださんがかなり緊張していたようです。

最後にさださん。
「主人公」「天然石の化石」「夢見る人」「修二会」など聴かせてくれました。

そして、アンコールは東京フィルハーモニー交響楽団とスーパーキッズオーケストラで、「風に立つライオン」でした。
その前に、久しぶりにさださんがこの曲への想いを語りました。そして昨日、「風に立つライオン基金」を立ち上げた事が発表されました。詳しくは、さださんのホームページへどうぞ。

さだまさしさん、頑張るな～止まらないな～。今回も元気もらえたし、いろいろ考えさせられました。

このコンサート、いろいろなジャンルを楽しめて、美味しいとこ取りでした。

読書20(禁断の魔術)

東野圭吾さんのガリレオ最新刊『禁断の魔術』です。
やはり長編は読みごたえがありますね。

後半は何となく、先が読めてしまったのですが…。
主人公がちょっと救われて、ほっとしました。

ラストでガリレオこと湯川学先生が、海外に行ってしまいます。
しばらく会えないのかな？続編はないのかな？
そう思うと、少し寂しいかな。