浅田次郎さんの『終わらざる夏』です。
1945年夏、すでに沖縄は陥落し、本土決戦用の大規模な動員が始まっている。
翻訳書編集者、片岡は45歳の兵役年限前に赤紙を受けとる。片岡と一緒に召集された医師と軍曹で北へ向かう… 。
読みながら、あと少しで終戦。早く終わるようにと思ってしまう。
当然なことだけど、それぞれに家族がある。みんなが無事であるように祈りたい。
この本は上、中、下に分かれています。
そして、戦争の理不尽を描くとある…辛い結末なのかもしれない。
畠中恵さんのしゃばけシリーズ『やなりいなり』です。
相変わらずの病弱な若旦那と、妖達の活躍です。
これ、シリーズ10作目なのね。大好きなシリーズです。
妖達と友達になりたいと読むたびに思います。そして、どんなものにも命があり、今と言う時を大切にしないと…と思います。
兄やの佐助と仁吉、カッコいいなぁ 。
今回のシリーズは料理がテーマ。レシピから始まるんだけど、作ってみたくなります。