観劇14（サマーナイトドリーム）

明治座にてサマーナイトドリームを観劇。

出演は玉野和紀さん、北翔海莉さん、妃海風さん、雅原慶さん、東山義久さん、渡辺大輔さん、中河内雅貴さん、坂元健児さんです。

面白かったです。
クラブセブンのミニ版って感じかな～。

休むことなく歌を聴かせてくれました。

玉野さんのタップで始まった｢The Greatest Show｣。そして北翔さんの｢On My Own｣、坂元さんの｢オペラ座の怪人｣などミュージカルナンバーを聴かせてくれたのですが、中頃から変化が…(笑)

和田アキ子さんの｢あの鐘を鳴らすのはあなた｣を北翔さんと坂元さん。和田アキ子さんの特徴をしっかり出して歌っていました。坂元さん、かつらもしていましたから。

｢なごり雪｣歌詞に合わせての寸劇が面白かった～。

｢関白失脚｣ここでさだまさしさんの歌を聴くことになるとは思いもしませんでした。これも寸劇ありです。

｢仮面舞踏会｣東山さん、渡辺さん、中河内さんの3人です。

｢渚のシンドバッド｣と｢UFO｣なんとも懐かしかった。

｢赤いスイートピー｣妃海さんが、松田聖子さんになりきってました。大爆笑です。

1部ラストは全員で｢世界に一つだけの花｣

2部はミュージカルナンバーがこれでもかってくらい出てきます。

坂元さんの｢ブイドイ｣は真剣に聴きました。

｢アラジン｣や｢アナ雪｣もありました。

幅広い選曲ですね～。

1部の後半で自己紹介がありました。
これがまた面白かった～。
妃海さんは松田聖子さんになりたかったので、気合いが入ったようです。
本物が来たと思われたらどうしよう～と真顔で言うので出演者も大爆笑でした。

私は東山さん狙いなのですが、風邪を引いてしまい、稽古にこれない日があったとか。
今日も鼻声でした。

欲を言えば、今回の舞台、メインは女性陣のような気がしました。もう少し東山さんのダンスとか観たかった～。

読書15(ぺテロの葬列 上巻）

宮部みゆきさんの｢ぺテロの葬列｣上巻です。

主人公の杉村三郎がバスジャックの被害者になるところから物語は始まります。

バスジャックは被疑者死亡で解決するかに見えたのですが、そこからいろいろな謎が出てきて物語が進んでいきます。

杉村の女性上司の過去を知ることになるのですが、後半に出てくるそのいきさつが恐怖を覚えます。
上司は、とても強い人なのにバスジャックで過去のトラウマがよみがえり、精神的に追い詰められてしまう。その理由がわかるのですが…。

マインドコントロールの怖さがジワジワ迫ってきます。マインドコントロールは特別な場所だけに存在するのではなく、会社の研修にもその要素があること…恐怖でした。

人間が話すだけで人を操れると錯覚してしまう怖さ。ゾッとしました。
実際の事件だった豊田商事の話もちょっと出てきます。

先が読めない物語です。

読書14（誰そ彼の殺人）

小松亜由美さんの『誰そ彼の殺人』です。
作者の小松さんは本物の法医学教室の解剖技官。

短編が4つ入っているのだけど、どの話も面白い‼️先が読めない展開にワクワクしてしまう。
そして法医学…解剖について細かく書いてある。
背中も開けるのか～と、ちょっと驚いた。

主人公の上司となる今宮貴継がいい。

シリーズ化になっても面白いと思うって言うか、続きを読んでみたい。