ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇5(さだまさし アンコール公演)

2024-02-28 23:47:17 | 音楽
さだまさしさんの『50周年アニバーサリーコンサート アンコール公演 弦もナイト』へ行ってきました。

はじめから「主人公」「奇跡」と曲が続くので感動です。
その他、「親父の一番長い日」「飛梅」「修二会」「サナトリウム」など大作が続きます。

トークも毎度のことながら楽しかった。
今日は新幹線の車掌さんシリーズ3連発。
「これはひかり号、こだまではありません」で始まるトーク。笑わずにはいられない。ファンであればこのフレーズでわかりますよね。

話は変わりますが、通路を挟んで隣に座っていたのは目の不自由な方と盲導犬。この盲導犬がとにかくかわいい。お仕事中ですから、見つめることしかできないけれど、あの狭い座席の下でじっとして、ご主人さんが動くと、どこに行くの〜とばかり見つめてる、

極めつけはラスト近くで、何かが動いてると思ったら、この盲導犬のしっぽだけが座席の下から出ていて、ずっとパタパタ〜もう本当にかわいかった~

好きな曲も聴けて、たのしいトークにも満足し、かわいいワンちゃんにも会えて良い時間でした。 
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読書4(八月の御所グラウンド)

2024-02-27 11:32:04 | 読書
万城目学さんの『八月の御所グラウンド』です。
直木賞受賞作。
気になっていた一冊で、文庫を待ってメモに残しておいたのですが、直木賞受賞したので、即購入です。


「十二月の都大路上下ル」と2本のお話です。
これは高校生の女子駅伝の物語。京都の街を走るわけですが、ちらりと新選組が出てきます。駅伝前日に先輩が走れなくなり、急遽走ることになった1年生の気持ちが丁寧に書かれています。
新選組!登場、何をするわけではないですが、面白い、あり得そうと思ってしまう。

「八月の御所グラウンド」
大学4年生、失恋したばかり…とある理由で友人から早朝野球に誘われます。毎回9人集めるのが大変なのですが…そこに登場するのが、沢村栄治…、

読み終えて思うことは、生きたかったはず、生きていてほしかったはず。
3度召集されて、何度目かには手榴弾を敵に投げ続け、大切な肩を壊してしまう。そして3度目に戦死。
戦争は、本当に何も残さない。残すのは悲しみと悔しさ。それなのになぜ戦争を始めるのだろう。
たった一人の間違った考えで起きるのだとしたら、こんなにひどいことはないはず。

学徒出陣、雨の中で行われたことは映像で何度もみた、規模は小さいけれど、京都でも行われていたとは…。忘れてはならないこと、ひしひしと伝わる。

未来となっている私たちは、しっかり生きているのかと問いかけられている気がした。

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観劇4(猿若祭二月大歌舞伎)

2024-02-23 23:28:39 | 観劇
十八世中村勘三郎十三回忌追善公演「猿若祭二月大歌舞伎」に行ってきました。
チケット代金高いし迷ったけど、足を運んでよかった。観劇してなかったら後悔していたかも。

演目は
『猿若江戸の初櫓』
猿若役の勘太郎くんが頑張っていました。出雲の阿国は七之助さん。
勘太郎くん、12歳。
中村屋ゆかりの舞踏劇。大きくなったなぁ~と実感。踊りのことなんてわからないけれど、勘九郎さんと似てる。こうやって継承されていくんだろうなぁ。

『義経千本桜 すし屋』
文楽でこの段は、かなり以前に観劇したような気がします。
悪い息子に見えて、実は親孝行息子なのだけれど、それに気がついたときには、すでに遅く…切ない終わり方です。
1人の武士を守るために、何人の人が犠牲になったのだろう。悲しい結末だった。中村芝翫さん熱演です。

『連獅子』
今回観劇したかった理由はこの演目のためと言ってもいいです。
親獅子は勘九郎さん、子獅子は長三郎くん。
数年前の勘太郎くんの子獅子を観劇したから、弟である長三郎くんの子獅子は絶対に観たかった。
長三郎くん、10歳。見事でした。拍手喝采です。
これまた、踊りのことはわかりませんが、親獅子、子獅子という関係性がひしひしと伝わってきます。勘九郎さんの親獅子の厳しさ、子どもを思う優しさも伝わってきて感動しました。
勘九郎さん、カッコいいです。

勘三郎さん、お孫さん達の演技、踊り観たかっただろうなぁ。いや、きっとどこかから観てますね。

中村屋、大好きです。勘太郎くん、長三郎くんをはじめ、これからも応援しなくっちゃ!

良い舞台、観せてもらいました。

今回は3階席だったのですが、歌舞伎座の3階席は悪くないです。花道はちょっと見切れてしまいますが、舞台は思いのほか、近くに感じます。3階席の金額であれば、昼の部、夜の部と両方観劇も可能かもしれないと思いました。



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読書3(赤猫異聞)

2024-02-23 10:51:43 | 読書
浅田次郎さんの「赤猫異聞」です。

随分と長い間、積ん読になっていた本の一冊。

まさに浅田次郎ワールド。
時代は幕末、明治元年、火災が起きる。

『赤猫はそもそも放火犯の俗称で、総じて火事を指す。伝馬町の牢屋敷では、囚人たちの符牒で、火の手の迫った際の「解き放ち」(戻れば罪一等を減じ、戻らぬ者は磔獄門となる)をこう呼ぶ』(帯からの一文)

解き放たれた3人、博打打ちの信州無宿繁松、旗本の倅岩瀬七之丞、夜鷹の元締め白魚のお仙、この3人の解き放ちの夜の証言、牢屋同心だった若者の証言も綴られる。

この3人の物語かと思ったら、本当の主役は違った!
幕末の時代が変わる時の混沌とした時代の出来事。
歴史が動く事の怖さ、不安さが伝わってくる。

最後の最後に全容が見えてくるのだけれど、切なかった。

明治元年、武士の時代が終り、トップが変わる。今まであった法律があってもないような時代。
そんな中で自分が法として動かなければならないと決心する男、丸山小兵衛。
その男に助けられた七之丞、繁松、お仙。

全てを終えた丸山小兵衛が、幼なじみであり同じ不浄役人である共に力を貸せと選んだ道が、本当に辛かった。

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観劇3(中川晃教コンサート)

2024-02-04 23:00:04 | 音楽
中川晃教さんのコンサート。

やはり中川晃教さんの歌声はいい。癒やされる。

東京文化会館の小ホールの大きさも好き。音の響きもいい感じ。これは中川晃教さんも言ってました。

ビアノはいつものように園田涼さん。
この2人のトークが面白い、というか中川晃教さんのトークが笑える。まさにアッキーワールド(笑)
時々ついていけなくなる(笑)

今回のテーマは「幸せと愛」。

坂本龍一さんの「戦場のメリークリスマス」が印象に残りました。

ゆったりとした雰囲気の中、素敵なピアノ演奏と中川晃教さんの歌声。そして不思議で楽しいトーク。聴けて良かったわ~。
終演7時の予定が終わったら7時半でした~。
コメント (2)
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