『が~まるちょばプロジェクト 第1回公演 a Go Go』に行って来ました。
今回はが~まるちょばだけでなく、パントマイムの可能性を広げるべく立ち上げたプロジェクトという事で、GABEZと織姫というグループが参加でした。
『が~まるちょば』は、やはり最高です。楽しさが違う。気がついたら、笑っているという感じと言えばいいのかな~~~~。何も考えず、ただ観ているだけで自然に反応できるって言ったらいいか・・・・・・文才ないなぁ~~私。
いつもの始まりだったのですが、ケッチさんの靴紐がほどけてしまうハプニングもあり、加えて遅れてきた人がいじられ最後は舞台にもあげられ・・・・・・突然のハプニングにも臨機応変に対応できる『が~まるちょば』はすごいです。
ちなみに『が~まるちょば』はグルジア語でこんにちはって言う意味で、ケッチさんとHIROーPONさんの2人組です。私はHIROーPONさんが好きなんです。
今回初参加のGABEZ・・・・・ダンスが素敵。カッコよかったです。テンポがとっても良くて目が離せませんでした。これからもっと頑張れ~~と応援したくなるグループでしたよ。
織り姫・・・・・女子3人組だったのだけど、正直これは期待はずれでした。『が~まるちょば』にしろ『GABEZ』にしろパントマイムを極めて、ある意味芸術と感じるほど素晴らしいのに、織り姫はちょっと違う。
変顔で笑いを取ろうとするのは・・・・・・いただけないなぁ~~。
が~まるちょばとGABEZの「生命」と言う演目・・・父、母、小学生の息子の家族に新しい命が授かるまでの物語。最初からおじいちゃまもいるのだけど、なんとなく疎外感、違和感あり。ラストに納得。実はおじいちゃまはすでに亡くなっていて、家族は存在に気がついてなかったのです。おじいちゃま自身もラストに自分の死がわかるのだけど、とっても温かいお話でした。
ラストはが~まるちょばの『街の灯』。チャップリンの映画にありますよね。あの物語だと思います。ただ、チャップリンはハッピーエンドではなかったと思うのだけど、これは幸せな結末になります。
とにかく全て言葉はなし、セット、小道具なしのパントマイム。でもちゃんと色々なものが見えてくるし、気持ちもすごく伝わってくる。本当に本当にただ芸でなく芸術だって思います。
男性だけだから、もちろん女性役もするのですが、これがなんとも可愛いんですよ。女性役はケッチさん担当です。
観て損のない、が~まるちょばはお勧めです。機会があったら是非、みてください。客席も巻き込むパントマイム、楽しいですよ~~~~。
私の好きなHIROーPONさんが、私の横を走ったのに・・・・ハイタッチの勇気がなかった。もったいないことしたなぁ~~芝居中も私の反対側に座ったので、ドキドキだったよ。