ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

ビーズグランプリ作品展

2009-08-29 21:08:44 | おでかけ

数年前にも足を運んだ事のある作品展に行ってきました。今年のテーマは『伝統』という事で少し興味を持ち、抽選の無料招待に応募したら当選したのです。そういえば、数年前も当選だったなぁ~~。

作品はいろいろありまして、ビーズ織りやビーズ刺繍も並んでいました。どれもとってもゴージャスなので気軽には身につけられないけれど、共通するのはどれを取って見ても、配色がきれいで素晴らしいんです。色と色を重ね合わせていくのに、こんな色同士が重なっても素敵なんだ~~って思うことが多くて・・・・・センスが良いって、まさにこういうことなんでしょうね。

会場を出ると物販コーナーがあります。あれこれじっくり見てきました。キットがあるのだけど、どれもこれも欲しくなっちゃうんですよ。どうしよう~~なんて考えていたら、とあるコーナーに目が行きまして、ウタ・オオノさんのコーナーだったのですが、とっても素敵だったのですよ。

天然石を使ったものが多くて、その中の指輪がとっても気に入って・・・・・かなり迷いました。何に迷ったかと言うと、はたして造れるかな?って事です。

そしたら、ウタさんご本人がいらして、いろいろ教えてもらいました。『初心者でも出来ない事はないけれど練習は必要、やれば出来る・・・・今まで出来ない人はいなかった。出来ないけど言えなかったのかな?いや、必ず出来ます。もし、出来なかったら電話ください。でも、今まで出来ない人はいなかった・・・・』と・・・・・。気さくな方でとっても楽しいおしゃべりをしてきました。その気さくな中に、プレッシャーをかける言葉があるんですけどね。というわけで、キットを2つほど購入です。

完成するだろうか・・・・・完成したら、ブログにアップします。ビーズグランプリ作品展

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怪談・牡丹燈籠

2009-08-28 23:28:31 | 観劇

日本の三大怪談話と言えば『番町皿屋敷』『四谷怪談』、そしてこの『牡丹燈籠』なんだよね。でも、このチケットを取った時、まったく話が浮かんでこなかった。だから、どんな話だったかな?と確認する楽しみも今日はありました。

怪談だからね~~。やはりちょっと怖い話なのだけど、一番怖いのは人間の欲なんだよね~~と思いました。欲と欲が絡み合って・・・・怖いわ~~~。

出演は段田安則さん・伊藤蘭さん・秋山奈津子さん・瑛太さん・柴本幸さん・梅沢昌代さん達です。

新三郎(瑛太さん)に恋焦がれるお露(柴本さん)がいます。2人は相思相愛ね。でも、お露の父が許さず、2人でいるところを見つかり怒りをかってしまう。結局お露さんは、新三郎さんに恋焦がれて亡くなってしまうんです。新三郎さんはお露さんが亡くなったと聞き、位牌を用意して毎日きちんと弔っているんです。

でも、お露さんは死んでも恋焦がれる気持ちは変わらず、新三郎にとり憑いてしまうのよね~~。それを知った新三郎に世話になっている伴蔵(段田さん)が、和尚の力を借りてお札を貼ったりして、新三郎を助けようとする。ところが今度は伴蔵に、お札を取ってくれるよう頼むお露。伴蔵はその条件に百両を要求する。

段田さんの妻がお峰で伊藤蘭さんが演じるのだけど、気風のいい江戸弁が気持ちよかったな。ただ、すでに声が枯れていたのがちょっと残念でした。

おばけさんにお金を要求するのが、そもそも間違いで百両手にするものの、最後は悲劇です。貧乏でも、伴蔵とお峰は良い夫婦だったのに、お金を手にしたことで(それも尋常でない方法で)何かが外れて、どんどん悪い方向へ・・・・。

もう一方の秋山さん演じるお国は、好きな男と一緒になりたいがために、主人を殺してしまう。これも欲だけだよね。好きな男と逃げるけど幸せにはなれず・・・・。

新三郎(瑛太さん)は、伴蔵(段田さん)に裏切られ、お露にとり憑かれて死んでしまうわけです。

瑛太さん、顔が小さいね~~。初舞台だと思うけど、セリフもとっても聞きやすかったです。

お露の乳母役が梅沢さんだったのだけど、この方乳母役多いよね~~。今回は2役演じられていました。怖い話の中でホッとされる方です。もっとも1役は乳母の役だから、すでにお化けでしたけど・・・。

怪談話だったけど、怖いだけでなく楽しいセリフのやりとりもあり、最後まで楽しめました。怪談だけど、人の怖さや弱さを垣間見たって感じです。

客席でまた高畑淳子さんとばったり。先日の「狭き門・・・・」でもお会いしたばかり。つい、挨拶しそうになったよ(笑)

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歌舞伎

2009-08-22 19:48:56 | 観劇

今日は知人が出演する歌舞伎に、足を運びました。知っている人が出演で、私ではないのにちょっとドキドキします(笑)

国立劇場の歌舞伎研修生の卒業公演みたいなものです。今年は歌舞伎会の俳優さんも参加して共同の舞台となりました。ちなみに、タイトルは『稚魚の会・歌舞伎会 合同公演』です。

演目は「菅原伝授手習鑑」

なんと言うか、悲しいお話です。武士の世界、殿様と言うか、上司の言葉は絶対なのね。謀反と疑われたら、そうではない事を死んで表すって言うか・・・自害するわけだけどさぁ~

可愛い妻もいるのに、自害することはないよね~~って、思っちゃうわけよ。父もその自害を認めてしまうんだよね。夫婦の別れの場面は涙がこぼれそうになったわ。加えて、年老いた父が再び殿のために旅立つのだけど、そのよぼよぼした歩き方がまた涙を誘って・・・悲しい話だったなぁ~

2つ目は「双面水照月」

これは「法界坊」の1場面です。野分姫と法界坊の亡霊が出てくる場面。見た目は女性なのだけど、姫と法界坊2人の魂が入っている。女性の舞をしていると思ったら、どどどどど・・・って太鼓の音がして一瞬、法界坊になる。

夏らしいちょっと怖い舞でした。1人で一瞬のうちに2人を演じわける、踊りわけるのね。面白いです。

ラストの演目は「与話情浮名横櫛」

これは有名な、お富と切られ与三郎の話。知人は切られ与三郎で出演。しっかり白塗りして、二枚目の役。確かに二枚目に見えた。いつもとは別人、声も違う。今回こそ、この役って言われなかったら、分からなかったかも(笑)

当然かもしれないけど、姿勢がいいなぁ~~と、改めて思ったよ。

「おかみさん、ご新造さん、やれ、お富~~」のセリフはドキドキものでした。

今日はA組を観劇、B組になると知人は違う役になる。「菅原伝授手習鑑」の父親の役。与三郎の二枚目から、70歳の老人の役になるのです。そちらも観たいと終演後に思ったけど、もう来れる日がなくて・・・・残念だったなぁ~~。

歌舞伎

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懐かしい

2009-08-21 22:18:26 | 食べ物

友達からのいただきもの。大好きなとうもろこしです。黄色と白が混じっているのがわかりますか?子どもの頃、祖母のいる新潟に帰ると、必ずこのとうもろこしでした。なんか懐かしい~~~。美味しくいただき、あっと言う間に食べてしまいました。好物を覚えていてくれるっていうのは、嬉しいものであります。ありがとうね~~。

そうそう、このとうもろこしは、B級品として売られていたそうで・・・どこがB級なんだろう?わからん・・・・・きゅうりだって、多少曲がっていても味は変わらないよね~~。懐かしい

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狭き門より入れ

2009-08-20 23:40:42 | 観劇

パルコ劇場に行ってきました。

出演は、佐々木蔵之介さん・市川亀治郎さん・中尾明慶さん・有川マコトさん・手塚とおるさん・浅野和之さんです。

硬い芝居だったらどうしよう~~~なんて事を、ちょっと思いながら足を運びましたが、始まってすぐに大笑い、その後も何度となくケラケラと笑ってしまった舞台でした。

何が可笑しいって・・・・・、役者さんのセリフのやりとり、間合いが楽しくて面白くて、すぐに舞台にのめりこんでしまいました。

世界の更新が目の前に迫っているとしたら・・・・・あなたはどうしますか?

今の時勢に合っていて、ちょっと怖くもなりました。新型ウイルスが流行するんです。インフルエンザではないですけど、眠り病でとにかく眠り続ける。何故こんなに流行するのか・・・わからないって具合です。

設定はコンビニ店内です。その中で色々な事が起こります。ひょんな事から、世界が更新される事をしってしまうんですね。現代から、別な世界に移るんです。この現代はあと3年で消滅してしまう。ならば、更新されて新世界にはどうやったらいけるの?これ、取捨選択されるんです。誰が選ばれて、誰が残るのか・・・・家族は一緒に行けるのか・・・・・新世界に行った人は、現代に残った人を覚えていない・・・・。たとえ、それが家族だったとしてもです。

簡単に言えば、SF劇ですね。

前半は笑いの連続でしたが、後半はいろいろ考えるセリフもありました。

『結果だけを考えて、行動する事で得られる報酬だけを考えて仕事をするのでなく、シンプルにその仕事が好きだから行動するんだ。それが本来の姿なのではないか』・・・・・みたいなセリフを蔵之介さんが言います。ん~~~~~基本かもしれない。

同じく蔵之介さんのセリフ、『明日、世界が消滅すると思って毎日を生きる』と言えば、浅野さんが『苦しくなるぞっ』って・・・・・確かにそうなんだけど、今このときを大切にする気持ちは大切だよね。

こうやって書くと、なにやら難しいの?と思われそうですが、休憩なしの2時間の芝居、とっても面白かったですよ。よく笑いました。これも行って正解の舞台。もし、再演があったらまた足を運びたいと思っています。

男性6人、個性がはっきり出ていたのも面白さ倍増だったと思います。6人皆さん、とってもいいんです。特に手塚とおるさんの存在が、とっても気になっちゃいました。

3列前に羽場裕一さん・高畑淳子さんがいらしていました。まだ他にもいらしたようですが、わからなかったです。

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