ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇その25(ドレッサー)

2013-07-27 23:50:00 | 観劇

三谷幸喜さん演出の『ドレッサー』を観てきました。

とにかく面白かったです。

出演は橋爪功さん・大泉洋さん・秋山菜津子さん・銀粉蝶さん・梶原善さん・平岩紙さん・浅野和之さん達です。

冒頭から始まる大泉さんの長セリフに感心しました。すご~~い!と心でつぶやきました。さすが、チームナックスのメンバー。ちなみに、チームナックスの舞台を一度は観たいと思っているのですが、チケットが絶対に取れないですね。

橋爪さんが舞台上でメイクをして、どんどんリア王に変わっていくのが、とても興味深かったです。
メイクをしてカツラをつけて、衣装を身につける・・・・どの瞬間で役者さんは変化するのかな~~なんて、思っちゃいました。

それぞれの役者さんが個性的な役をこなし、隙のない舞台。見ごたえありで、あっという間の時間でした。

浅野さんはセリフはそれほどないのですが、存在感は十分。浅野さんが登場すると、目が離せなくなります。

久しぶりに拝見した平岩紙さん、とってもきれいでした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

観劇その24(casual LIVE 10 戸田恵子)

2013-07-25 22:32:00 | 音楽

戸田恵子さんのライブに行ってきました。もう10回にもなるんですね。このライブは結構、参加しています。だって楽しいし、なんとなく元気をもらえるんです。自然体な戸田さんが魅力的なんでしょうね。

今回のゲストはマギー審司さん。
楽しいマジックを見せてくれましたが、会場の設定上、非常にやりにくかったようです。加えて、かなり場違いな雰囲気に緊張されていたような・・・・・

それでも、会場から色々声をかけられながら、それをうまくあしらいながらのマジックが楽しかったです。

戸田さんの弟分の植木豪さんも登場。歌はもちろん、いつものグッズ説明もありました。

戸田さんのグッズは、カッコ可愛い感じで新作が楽しみです。今回はTシャツが可愛く、購入してきました。

ライブは夏メドレーが楽しかったなぁ。♪暑中お見舞い申し上げます♪とか、♪ひと夏の経験♪とか懐メロチックがとても好みでした。

最後に『戸田さんはいつも元気ですね~~って言われるんですけど、私元気じゃないんですよ。いつもだる~~いとか、朝起きられないとか・・・年齢と共に色々出てくるわけです。だから、テレビで私が出ていても、あ~~だるいんだな~~でも頑張っているんだな~~と、思っていただいて一緒に頑張りましょう』みたいなことを話されていました。

こんな素の感じが、やはり魅力的なのかも。

確かに年齢を重ねるごとに、体調にいろいろ出てくるけれど、元気でいるためにはいろいろ頑張らなきゃね。

戸田さんが歌う『強がり』という曲があるのですが、シングルカットされているって言ってたなぁ~~。探して購入しようかな。すごく良い曲なんですよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風立ちぬ

2013-07-23 23:23:47 | 映画

午前中は研修だったのですが、午後は職場に戻らず休みを取りました。
すぐに映画館に直行です。

『風立ちぬ』を観てきました。

大人の映画ですね。子どもには難しいかもしれないです。

切なかったなぁ~~。堀越二郎さん・・・・ゼロ戦を設計した人。
空、飛行機に憧れて、ひたむきに努力した人。

結果的には兵器を造ることになるけれど、不本意だったろうなぁ。
最後に『一機も戻ってこなかった・・・』と、つぶやく場面があるのだけど、本当につらかっただろうな。

そして、奥様との別れの場面。2人も今を精一杯生きている。
奥様がとても潔い。私だったら、すがってしまう。自分から去っていくなんてできないわ。それも誰にも言わず、一人だけで決めて立ち去る。一人で死を受け入れなくてはいけないのに。強い。

ポスターに書いてある『生きねば』の言葉が、心に残る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

観劇その23(二都物語)

2013-07-21 22:11:30 | 観劇

『二都物語』を観てきました。

出演は井上芳雄さん、浦井健治さん、橋本さとしさん、すみれさん、今井清隆さん、福井貴一さん、宮川浩さん、岡幸二郎さん、濱田めぐみさん達です。

悲しい、切ないお話でした。特に2幕目は後半、とても辛くって涙がこぼれました。

時代背景はフランスが一番混沌としていた時代、貴族というだけで裁判にかけられ処罰、死刑宣告を受けてしまう。

物語の終幕で、ただお針子として貴族に仕えていた女性までもが死刑となる姿が悲しかったです。

物語は・・・

浦井さん演じるチャールズ・ダーニーは、叔父のテヴレモンド公爵(岡さん)の横暴に反発し、亡命貴族としてイギリスへ渡ります。その船の中でルーシー(すみれさん)と出会います。

ルーシーは17年間バスティーユに投獄されていた父のドクター・マネット(今井さん)が、居酒屋を営む夫婦に(橋本さん、濱田さん)保護されていると知り、パリへ向かい再会し帰路の途中でした。

ところが、チャールズは叔父の指示を受けたバーサッド(福井さん)により、スパイ容疑をかけられ裁判に・・・・。それを救うのが酒びたりの弁護士シドニー・カートン(井上さん)。

カートン、ダーニー、ルーシーは親交を深め、ダーニーとルーシーは結婚。密かにルーシーを愛していたカートンは、2人を想い身を引きます。

しかし、ダーニーは昔の使用人の危機を救おうと祖国フランスに戻り、フランス革命により蜂起した民衆達に捕らえられてしまいます。そして下された判決は死刑・・・。

ダーニーとルーシーの幸せを願うカートンはある決心をして、牢獄へ向かいます・・・。
(以上、プログラムより抜粋)

最初にスパイ容疑をかけられての裁判で、船上で会っていたのは、浦井君ではなく井上さんではなかったか・・・と弁護側に言われ無罪になっています。だから、この2人は似ているという設定。

それを利用して、井上さん(カートン)は身代わりとなるのです。決意した時のセリフ・・
『これは僕が今までしてきた何よりも、ずっとずっと良いことなんだ。この先には、僕が今まで知らなかった、ずっとずっと素晴らしい安らぎがある。』

本当に切なかったです。何とかならないものなのか・・・と、思ってしまいました。

岡さん演じる公爵が、本当に本当に悪い人でした。腹が立つほど悪い人です。

濱田さんは、貴族に対する復讐に燃える女性。貴族を許せない理由もわかるのですが、それを止めるのが夫である橋本さん。『どこが終わりなんだ。どこまでが終わりなんだ。』と復讐の連鎖を止めようとします。

濱田さんは悲しい結末を迎えてしまいます。歌声は力強く、とっても素晴らしかったです。

今井さん、またもや娘を必死に守ろうとする父親役。ジャン・バルジャンとだぶってしまいました。その娘のすみれさん、歌声よかったです。ただ、セリフが片言の日本語になってしまうのが残念でした。

ルーシーの乳母役の塩田朋子さんがとても存在感があり、印象に残りました。

開演前に後ろのおばさまが、泣けてくるからハンカチ用意しないととつぶやいた意味がよくわかりました。

良い舞台だったのですが、私・・・・・またもや・・・やっちゃいまして。
腹痛を起こし、1幕途中でトイレへ。
普段から便秘なのですが、夏は特にひどくなり、それが続くと壊れるのですね・・・・よりによって観劇中。夏は本当に用心しなくては・・・と再度思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読書その20(写楽・閉じた国の幻・下)

2013-07-20 22:26:01 | 読書

写楽・下巻です。

写楽は誰?という物語。

今までに読んだ本では、写楽は隠密ではなかったかって言うのもありました。
今回は・・・・・・新しい視点です。

写楽が生きていた1794年に、はたして写楽の絵は受け入れられただろうか・・・・。今でこそ、写楽は世界でも有名であるけれど、その当時はどうだったのだろうか。知らぬ間に、写楽=歌舞伎を愛し、理解している人・・・と言うフィルターで物事をみているのかも知れない。

こんな風に違う視点から物事を考えるっていうのは、大変面白いと思いました。

で、今回のこの本のポイントは、写楽はオランダ人だったという設定。斬新だけど、それなりに納得してしまう。ありえることかもしれないって思いました。ありえないことかもしれないけれど、オランダ人が長崎出島から、江戸に参府しているという事実から導きだされる推理・・・面白いと思いました。

Photo

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする