ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

読書9(神様の御用人 9)

2021-04-29 11:53:09 | 読書
浅葉なつさんの「神様の御用人」。いよいよ9巻です。
今回は何やら大変なことになっておりまして…方位神である黄金、モフモフのきつねさんは、地の神である国之常立神(くにのとこたちのかみ)の眷属で、西を守る金龍だったのね。

東を守る黒龍とは一対であり、ヤマトと蝦夷の歴史も出てくる。

ある意味、つらい物語。ヤマトに征服される蝦夷の歴史が悲しい。

御用人である萩原良彦とモフモフの黄金の関係がとても心温まるものだったのに、黄金が大変なことに…

神様のこととかいろいろ興味深い、敬う気持ちって大切にしないとなあと感じてしまう。
10巻で終わるのだけど、どうなるのか。

読書は通勤時間がメインなのだけど、今回は気になって自宅で読んでしまうほど面白いです。
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読書8(大名倒産 下)

2021-04-21 20:56:07 | 読書
浅田次郎さんの「大名倒産(下)」です。
面白かったなぁ~

借金がかさんで、3万石のお家を倒産しようとする先代の殿様。そうはさせないと懸命に考える若殿。

七福神の神様は出てくるは、貧乏神、疫病神、死神。そして薬師如来様まで登場。結果的には若殿を助けて最後はハッピーエンド。

神様達のやり取りが面白くて、ふふふって笑っちゃう。

七福神は七人揃って一人前って初めて知ったわ。
そしてほとんどが外国の神様とは…
人間味ある神様達の存在が最高でした。

お国が新潟の殿様だから、塩引き鮭が出てくる。
すこぶる旨いらしい。これを売って財政を立て直す。
金山も出てきて、いろいろ偶然が重なるのだけど、七福神の力なのよね。
その七福神を動かしたのが貧乏神。
貧乏神がなぜ福を願うのか、そのいきさつが面白いんだな~。
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観劇4(中村勘九郎 七之助 春暁特別公演)

2021-04-03 19:46:02 | 観劇
中村勘九郎さんと七之助さんの公演に行ってきました。今回は勘九郎さんのお子さま、勘太郎君、長三郎くんも参加です。

演目は
鶴亀
操り三番叟
俄獅子

鶴亀の後に芸談と言うのがありまして勘九郎さん、七之助さん、勘太郎君、長三郎くんのトークと言うか、質問コーナー等があります。
もちろん、質問はお子さまたちに集中するのですが、面白かったです。
長三郎くんが、話を聞いていても意味がわからないのか七之助さんに確認するんです。七之助さんもかみ砕いて説明してあげて、良い感じでした。


9歳と7歳、しっかりしてます。おにいちゃまは大きくなりましたね~力入っていました。

お弟子さんの演目である、操り三番叟が面白かったです。勘三郎さんの時から内弟子だった鶴松さんが操られる人形役。お見事でした!

中村屋のこれからがとても楽しみです。

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読書7(大名倒産・上)

2021-04-03 10:28:36 | 読書
浅田次郎さんの『大名倒産(上)』です。

突然、大名家を継ぐことになった。足軽の子と思っていたら、実はお殿様のお手付きで出来た子だった。9年間育ててくれた父親と思っていた人と別れなければならない。

大名になったものの、真面目だけが取り柄の青年。お家は火の車でお金がないことを知ることになる。
実は、隠居した先代の殿は、借金を返せないとわかっていてお家を倒産させようと企んでいた。お手付きの子どもが一人腹を切れば済むことと思っている。←ひどすぎる

ところが、この真面目な青年は何とかしてお家を立て直そうとする。下巻はどうなるか、とても楽しみ。

貧乏神やら、神様もいろいろ出てきて、この神様達のおしゃべりもものすごく笑えます。
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