ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇9(桂文珍第東京独演会)

2024-04-29 18:43:56 | 落語
初めて桂文珍さんの落語に行ってきました。

面白かった〜

おっとり話しながら、時々本人もくすっと笑うのですが、その笑い方につられてしまう。今の話題を枕に組み込んで、さすがですねえ。

リクエスト大会って言うことで、客席から演目を募るのですが、アンケートも参考にして3席が決定します。

「憧れの養老院」「口入屋」「デジタル難民」です。

特に「デジタル難民」が最高に面白かったです。
高齢者がタブレットの使い方がわからず、電話で聞くのですが、リモートコントロールやタップするとか、次々横文字が出てきます。それに一つ一つ反応するのですが、大笑い。まさか、ジーン・ケリーとフレッド・アステアまで出てくるとは思わなかった。

確かに私も日本語で書いてよ、説明してよ~と思うことは多々あります。あるあるですよね~。

次々と面白い反応なので、笑いを休む暇なく笑いすぎて涙は出てくるし、笑いが止まらず苦しくなるなんて、久しぶりでした。
あ〜もう一度聞きたいくらいです。

来年も第東京独演会は同じ場所で(大手町よみうりホール)開催されると話されていたので、絶対に行こう!

今日のゲストは柳家三三さんでした。
一番弟子の桂楽珍さんも登場されました。
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読書10(コンビニ兄弟2)

2024-04-27 21:15:25 | 読書
町田そのこさんの『コンビニ兄弟2』です。

面白い!
短編なんだけど、どこかが繋がっているのでコンビニのある場所が、実在するのでは?と思えちゃう。実在すれば、コンビニのイケメン店長がいるんだよね〜などと妄想してしまう。目を瞠るほどのイケメン、会ってみたいものだ。

前作で中学生だった子が高校生になり、友達関係で悩む。正義を貫くことが正しいわけじゃないと気がつくことになるんだけど、友達関係がリアルでハラハラ、ドキドキしてしまう。

読書をしていて気になる文章があると、付せんをつけて読み終えてから書き写すのだけど、この本は付せんの数が多くなった。

とても読みやすいので、読書が苦手な人にもお勧めの1冊。

ずっと積ん読本だったのだけど、開いて驚いた!サインがある〜でも、「とり」って何?
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観劇8(井上芳雄by MYSELF)

2024-04-24 23:29:57 | 音楽
ここのところ、出かける時に雨が多くなった…晴れ女だったのだけど…ということで、今日も雨の中、井上芳雄さんのコンサートへ行ってきました。

ゲストは石丸幹二さんと明日海りおさん。
昨日は田代万里生さんと浦井健治さん。昨日のチケットは取れなかったのよね〜。

井上芳雄さんの歌声、やはりいいなぁ。なんかすごーく落ち着く(笑)

石丸さんと明日海さんと3人でのエリザベートメドレーは圧巻でした。
井上芳雄さん、一瞬でルドルフの表情になる。すご〜い!良いものを観た!聴いた!って感じです。

途中、あれ!これなんの舞台だっけ?と思う曲があり、一瞬のモヤモヤ…すぐにジェーンエアだ!と、思い出したけど、舞台の場面がぱぁーっと浮かびます。エリザベートにしろ、ジェーンエアにしろ、もう一度観たくなるなぁ。

井上芳雄さんはトークも楽しい。石丸さんという先輩を敬いながら、毒を吐く(笑)明日海さんには、ずいぶんとつっこんでトークを引き出そうとしてたな。

石丸さんと一緒に歌った玉置浩二さんの田園も良かった。

LEDを使った背景がとにかくキレイ。曲ごとに、いろいろな変化が楽しめる。
音だけでなく、映像も堪能しました。


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読書9(コンビニ兄弟)

2024-04-21 12:08:51 | 読書
町田そのこさんの、『コンビニ兄弟』。
こういう話、好きです。六編の短編が収められているのだけれど、少しずつつながっていて面白い。

女子中学生の友達との関わり方、興味深い。中学生の頃って友達の中にもなんとなく強い人がいて、それを取り巻く関係ができてしまったりする。その表現がリアルだったなぁ。息苦しさを感じて離れたいけど、言いたいことも言えず我慢してしまう。でも、最後には見事に反論するんだよね。その結果、無視されても頑張る主人公は強い!頑張れ〜負けるなって応援したくなった。(第3話メランコリックないちごパフェ)

舞台は門司港こがね村のコンビニ。店長の志波三彦(ミツ)が、超イケメン。老若男女問わず、虜にしてしまう。本人は全くそんな気はないんだけど…。そのコンビニを中心としたお話。

それにしても、こんなに地域の住民のニーズを考えてくれるコンビニがあったら入り浸るなぁ。住民に何が必要か、常に考えてくれるコンビニ、そして店長イケメンでは欠点ないわよね。

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観劇7(夢の泪)

2024-04-18 17:41:57 | 観劇
こまつ座の『夢の泪』を観劇してきました。
前回、観劇したのは2010年でした。
また、新たな気持ちで観劇してきました。

こまつ座の舞台は、いろいろ考えさせられることが多いですが、この舞台は、東京裁判三部作のひとつなのでより色々な思いが出てきます。

東京裁判…敗者が勝者に裁かれる。はたして正しい裁きだったのだろうか…戦争責任とは…などいろいろ思います。
なぜ?戦争を始めてしまうのか、現在でも続いている戦争、何故に人はこのことについて学ばず繰り返すのだろうか…

最後に、弁護するはずだった松岡洋右の肺結核が悪化し弁護が続けられなくなります。落胆する弁護人達なのですが、その娘が「私達日本人が自分たちで裁いていかなければならない」と訴えるセリフがあります。印象に残りました。

出演はラサール石井さん、秋山菜津子さん、瀬戸さおりさん、久保酎吉さん、粕谷吉洋さん、藤谷理子さん、板垣桃子さん、前田旺志郎さん、土屋佑壱さん、ピアノは朴勝哲さん、演出、栗山民也さんです。

井上ひさしさん生誕90年ということで、終演後のラサール石井さん、久保酎吉さん、藤谷理子さん、板垣桃子さんの終演後のトークショーも楽しく興味深かったです。

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