宮本輝さんの『灯台からの響き』です。
読み始めて何より驚いたのは、物語の舞台がよく知っている町だったことでした。
読んですぐ親近感覚えちゃいますよね。
とある商店街にある中華そば「まきの」のご主人が主人公です。
2年前に奥さんを突然亡くし、店を閉めたもののとあることをきっかけに再生していく物語。
同級生や子ども達との関わりがとても良いのです。もちろん、その人達に助けられるのですが、一番は亡くなった妻の足跡をたずねていくということ。
若かった頃に妻に届いた一通のハガキ。妻は知らない人だと言っていたのだが、夫の知らない妻の過去があったことがわかる。
それはどんなことだったのか、謎が解かれていきます。
ハガキに書かれていたのは、どこだがわからない灯台の地図。
そこからちょっとした灯台めぐりが始まり、ハガキの謎、妻の謎もわかってスッキリします。
友情、子どもに対する親の思い、親を思う子どもの気持ちなど、いろいろな形で書かれていて素敵な物語でした。
読み始めて何より驚いたのは、物語の舞台がよく知っている町だったことでした。
読んですぐ親近感覚えちゃいますよね。
とある商店街にある中華そば「まきの」のご主人が主人公です。
2年前に奥さんを突然亡くし、店を閉めたもののとあることをきっかけに再生していく物語。
同級生や子ども達との関わりがとても良いのです。もちろん、その人達に助けられるのですが、一番は亡くなった妻の足跡をたずねていくということ。
若かった頃に妻に届いた一通のハガキ。妻は知らない人だと言っていたのだが、夫の知らない妻の過去があったことがわかる。
それはどんなことだったのか、謎が解かれていきます。
ハガキに書かれていたのは、どこだがわからない灯台の地図。
そこからちょっとした灯台めぐりが始まり、ハガキの謎、妻の謎もわかってスッキリします。
友情、子どもに対する親の思い、親を思う子どもの気持ちなど、いろいろな形で書かれていて素敵な物語でした。