ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

読書16(三鬼 三島屋変調百物語四之続)

2020-10-31 18:34:26 | 読書
宮部みゆきさんのシリーズものです。今回は4巻目。
面白い。
ちょっと怖くて、切なくて、あたたかくて…。

ちょっと怖いから夜は読みません(笑)
暗がりに誰かがいるのでは?とか、振りかえったら誰かと目が合うのでは?なんて想像するから~。

巻末の解説を読んだら、百物語はまだ22話なんだそうで、まだまだこの物語が続くと思うとものすごく楽しみ!(5巻はすでに手元にあり)
ただ、すでに1巻、2巻の記憶が薄れている…(情けない)もう一度読み返すかな~。
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観劇10(真夏の夜の夢)

2020-10-16 23:08:24 | 観劇
真夏の夜の夢を観劇してきました。
出演は鈴木杏さん、北乃きいさん、加治将樹さん、矢崎広さん、今井朋彦さん、手塚とおるさん、壌晴彦さん、加藤諒さん達です。

登場人物のネーミングがかわいい。そぼろ(鈴木杏)、ときたまご(北乃きい)、板前デミ(加治将樹)、板前ライ(矢崎広)。

妖精の森ではパック(手塚とおる)、メフィスト(今井朋彦)、オーベロン(壌晴彦)、タイテーニア(加藤諒)がいる。

妖精達の惚れ薬で、そぼろ達があっちを好きになったり、こっちを好きになったりして忙しい。最後はハッピーエンドで良かった~と思いましたが…。

潤色が野田秀樹さんであり、相変わらず言葉、セリフが面白い。
ふふふって笑っちゃう。

「演出家って何?」

「灰皿投げる人だよ」

これにはウケた(笑)

休憩なしの2時間。あっという間でした。

女王役の加藤諒さん、違和感がない事に驚いたわ~。

舞台いっぱいを使った映像の演出も面白かったです。
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読書15(熱源)

2020-10-10 23:05:13 | 読書
川越宗一さんの「熱源」です。直木賞作品ですね。

壮大な物語でした。
読み始めた瞬間は失敗した!と思ったんです。戦争の時代背景にちょっと引いちゃったのですが、読み進めるうちにのめり込みました。

樺太のアイヌの物語。その樺太にまつわるロシア、そしてロシアに支配されたポーランドの独立と物語はどんどん広がります。

アイヌのように地元に根づいている少数民族は、自然とまさに共存している。生きるすべをわかっている。

そこに文明が入ってくる。
文明を持っている人達は知らない人たちより優秀で偉いのか?文明とはなんなんだ?
人間らしく、人間として生きることはどう言うことなんだ?など、いろいろ考えさせる本でした。

この本を読まなければ、人間とは?生きるとは?文明はなぜ必要?など考えることもなかったと思う。知らない、気がつかない世界を教えてくれるのが読書の醍醐味とつくづく感じました。

登場人物のほとんどか実在しているって事に、感動でした。


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