今村翔吾さんの「塞王の楯」です。直木賞受賞作。
実に実に面白かった。500ページを超える長編。読書は通勤電車内の私にとって、ちょっと重たい本でしたが、読み応えあり感動です。
城壁などの石積みを仕事とする穴太衆。
その頭である飛田源斎、そして主人公でもあり後に頭となる飛田匡介。
そして穴太衆と敵対する国友衆。
国友彦九郎は鉄砲、大砲を作る。
攻めることで平和を守ろうとする。一人の犠牲で100人を守る。100人の犠牲の上に1000人を守るという考え。道具を使うことで、早く争いを終わらせようとする。
穴太衆はひたすら守ることで、誰も死なせない。
後半は匡介と彦九郎の戦いと言っても良いと思う。
関ヶ原の戦いの前として、ひたすらに大津城を守り抜く穴太衆。
大津城にこもった京極高次と初、そして家来、民の人々を絡めて物語はすすむ。
感想がまとまらないけど、とにかく面白かった。
そして匡介の師である源斎が亡くなるシーンは電車内だというのに涙がこぼれそうになる。
伏見城での攻撃のさなかに、城を守る穴太衆を敵から守るために動く武士の横山。この方が亡くなるシーンも辛かった。
登場人物がとても魅力的で、その中でも京極高次の存在が大きい。
何よりも平和であること。それが本当に大切と感じる。
ちなみに石積みの穴太衆は現在もいるのよね。
だいぶ前にNHKのブラタモリで紹介されていたな〜
石の声を聴く…かっこいいわ
実に実に面白かった。500ページを超える長編。読書は通勤電車内の私にとって、ちょっと重たい本でしたが、読み応えあり感動です。
城壁などの石積みを仕事とする穴太衆。
その頭である飛田源斎、そして主人公でもあり後に頭となる飛田匡介。
そして穴太衆と敵対する国友衆。
国友彦九郎は鉄砲、大砲を作る。
攻めることで平和を守ろうとする。一人の犠牲で100人を守る。100人の犠牲の上に1000人を守るという考え。道具を使うことで、早く争いを終わらせようとする。
穴太衆はひたすら守ることで、誰も死なせない。
後半は匡介と彦九郎の戦いと言っても良いと思う。
関ヶ原の戦いの前として、ひたすらに大津城を守り抜く穴太衆。
大津城にこもった京極高次と初、そして家来、民の人々を絡めて物語はすすむ。
感想がまとまらないけど、とにかく面白かった。
そして匡介の師である源斎が亡くなるシーンは電車内だというのに涙がこぼれそうになる。
伏見城での攻撃のさなかに、城を守る穴太衆を敵から守るために動く武士の横山。この方が亡くなるシーンも辛かった。
登場人物がとても魅力的で、その中でも京極高次の存在が大きい。
何よりも平和であること。それが本当に大切と感じる。
ちなみに石積みの穴太衆は現在もいるのよね。
だいぶ前にNHKのブラタモリで紹介されていたな〜
石の声を聴く…かっこいいわ