ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇17(さだ×よみ音楽会)

2019-10-28 21:50:03 | 音楽
読売日本交響楽団とさだまさしさんのコラボレーションコンサートへ行ってきました。

オーケストラが本当に素晴らしかった✨
指揮は渡辺俊幸さん。

オーケストラの演奏を聴くと、どうしてもパーカッションに惹き付けられます。
ティンパニーとかシンバルとかドラムとか、目が離せません。
とくにティンパニーの音が好きです。
演奏中に弱く叩いて耳を近づけて、高さを調節している姿はなんて繊細な楽器❗️と思ったり…。シンバルはそんなに出てこないけど、インパクト抜群で存在感あり、かっこよいです。

さださんは変わらずトークも盛り上がり楽しかった‼️でも、緊張されていたご様子。
めったにないけど歌いはじめのカウントでストップをかけること、2度ほどありました。

オーケストラで聴く「修二会」は感動です。

CMになっているAC公共広告機構の「にゃんぱく宣言」を生で聴けたのはラッキーでした。どういういきさつかもわかったし。

トークはオーケストラの方のリクエストで「エレクトーン ハイ事件」でした。何度聞いても面白い‼️

さださん、再来年にオーケストラでのコンサートを予定しているみたいだから、楽しみ~🎶
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読書20(まほろ駅前狂騒曲)

2019-10-25 21:02:31 | 読書
三浦しをんさんのまほろシリーズです。
三部作の最後です。
まほろシリーズは本当に面白い。

まほろ駅前にある多田便利軒が舞台。
多田便利軒には、多田さんと居候の行天さんがいます。

お互い文句を言いながら一緒に暮らしているのですが、今回は行天さんの辛い幼少時代が少し明かされます。何だかんだ言いながら、行天さんを守ろうとする多田さんも良いけれど、自由奔放な行天さんの考えが心に響きました。

便利屋さんにはいろいろな仕事が来るのですが、その一つに入院しているおばあちゃんのお見舞いがあります。

ある日、そのおばあちゃんに「あの世はあるのかね~」と聞かれます。行天さんは「ないよ」と即答。そして「もし、死んでも俺はずっと覚えているよ」って答えるんです。

誰かが亡くなっても、その人を覚えている人は必ずいて、そうやって誰かの記憶に受け継がれていくんだって思ったら、なんかホッコリしたわ。

多田さんも大きな哀しみを乗り越えて、新しい恋に飛び込めたし、これで終わるのは寂しいな。続編が読みたい❗️

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読書19(同潤会代官山アパートメント)

2019-10-05 17:53:07 | 読書
三上延さんの「同潤会代官山アパートメント」です。

三上さんの本はビブリアシリーズしか読んでなかったのですが、こんな世界観も持っている人なんだ~~と気に入りました。

物語は1927年から始まります。
アパートに暮らすいろいろな人達の話かと思ったら、一組の夫婦から始まるその家族の話だった。

コンクリートの無機質な建物が命を吹き込まれたような気がしました。
アパートメント自体は何も変わらずそこに建っているだけなんですけどね。
始まりの一組の夫婦が曾祖父さん、曾祖母さんになるまで話が続きます。

切なくてあたたかくて、いい話だったなぁ。

生きていくって素晴らしい、大変なこともあるけど素晴らしい。大切に生きていこうと思わせてくれた本でした。
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