ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇1(が~まるちょば)

2025-01-13 19:54:59 | 観劇

新年となり、あっという間に月半ば…早いなぁ。

 

今年の初観劇は、『が~まるちょば』です。

 

HIRO-PONさんのパントマイムは、本当に素晴らしい。笑って笑って、最後は涙がほろり。まさに新年にふさわしい~。

 

いつものが~まるショーで始まり、客席を引き込んで大笑い。

 

次は「床屋」

椅子もほうきも、はさみも何もないのに見えてくるから不思議。

鏡を拭くパントマイムでは、優しく拭く動きに感動してしまった。何もないのに力強く拭くと、優しく拭くが明らかに違う。すごいなぁ〜

 

1部の最後は「映画監督」

これは客席から3人を選んで、演技をしてもらうと言う演目。HIRO-PONさんは全く喋らず、パントマイムで演技を指導。これがもう面白くて面白くて、笑うとこんなに汗をかくんだと改めて思ったわ。

選ばれた3人は大変だけど、少しずつ慣れて楽しんでいるようでした。

 

が~まるちょばの舞台は遅れて入ると、必ずHIRO-PONさんにいじられます。遅刻は出来ません(笑)

 

休憩をはさんで2部は「逢いたくて…」

毎回2部はストーリーがあるもの、今回は年老いた男性が交通事故で妻を失うところから始まります。

この男性、何度も後を追おうとするのです。死に場所を求めて彷徨ううちに、宇宙人に遭遇。この宇宙人から大切なものをもらいます。

 

そして、最後はその大切なものを手放すことで死に向かい、亡くなった妻と出会い手をつないで歩いていきます。

 

これを全部一人で表現するのです。時々、笑いも入るのですが、本当に心にジーンと余韻が残り良い舞台でした。1時間弱一人で演じ、結局、終演は15分ほど押していました。

 

が~まるちょばの舞台はカーテンコールで必ず、スタッフ達の動きをパントマイムで演じ拍手を促します。これもまた、しみじみと良いのです。

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観劇25(十一月花形歌舞伎)

2024-11-21 22:23:59 | 観劇

「お染めの七役」を観たくて明治座へ行ってきました。

『十一月花形歌舞伎』です。

演目は「鎌倉三代記」と「お染めの七役」です。

 

鎌倉三代記は家康やら淀君を、鎌倉時代に置き換えてと言う話なのだけど、途中でごちゃごちゃになってきました(笑)

勘九郎さんのセリフがとても聞きやすかった〜。私自身が中村屋が大好きなのでひいき目で見ているのかもしれないけれど、セリフ、踊りとも勘九郎さんは良いなあと思います。

 

「お染めの七役」はその名の通り、七役を早替わりで演じます。

早替わりってすごいです。

お嬢様から町娘、お局様役、丁稚久松、芸者役、ちょっとヤクザなお六など、一瞬のうちに七之助さんが入れ替わります。

お嬢様から凛とした芸者など、声のあり方も変わるのですが、まさに見事のひとこと。とても面白く観劇しました。

 

中村屋、やはり好きだなぁ〜。

 

 

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観劇24(ユタと不思議な仲間たち)

2024-11-14 20:14:49 | 観劇

数十年ぶりに劇団四季の『ユタと不思議な仲間たち』を観劇する。

 

ペドロ役に下村青さんと聞き、どんなペドロになるのかと楽しみでチケットを取った。

その後、下村さんの訃報が報道された。

驚き、悲しみ、寂しさ…代役は芝清道さんがつとめる。

下村さんの舞台を初めてみたのはいつだったか…

ユタと不思議な仲間たちではヒノデロ役だったことを覚えている。その後は夢から醒めた夢で案内人、美女と野獣のルミエールなどなど。

立ち姿が美してく、声も素敵だった。

 

今回のユタと不思議な仲間たち、ペドロ役の芝さんが登場するたびに、下村さんはどんなペドロだったのだろうと思い、涙がこぼれた。(芝さん、ごめんなさい)

 

劇中のペドロのセリフ、「住む世界が違うんだよ」。下村さんはその世界に行ってしまったのね。

改めてご冥福を祈ります。

この舞台は、生きること、生きている意味、友達とはなど、たくさんのことを教えてくれます。

良い舞台だから、これだけ長いこと演目に入るんだろうなぁ。

 

寅吉じっちゃんが加藤敬二さんだったことに、年月が流れたことを実感した。加藤敬二さん、ユタ役だったのに…と。

 

座敷わらしのペドロ、ゴンゾ、ヒノデロ、ダンジャ、モンゼ。私はどうしてもヒノデロに視線がいってしまう。今日も素敵な人でした~ちなみに小宮山稜介さん。

座敷わらし達が空を飛ぶシーンは、以前はワイヤーで飛んていたけれど、今回は影と白い布で上手く表現していました。ちなみに振付は加藤敬二さん。

いい舞台だ〜

 

 

 

 

 

 

 

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観劇23(太鼓たたいて笛ふいて)

2024-11-07 21:29:57 | 観劇

こまつ座の『太鼓たたいて笛ふいて』です。

2008年と2014年に観劇し、今回3度目になります。

 

出演は大竹しのぶさん、高田聖子さん、近藤公園さん、土屋佑壱さん、天野はなさん福井晶一さんです。演奏は朴勝哲さん。演出栗山民也さん。

 

世の中の作り出す物語の中に放り込まれ、太鼓たたいて笛ふいて戦争への道に進む時代に生き、後半生にそれを懺悔するかのように原稿用紙に作品を書き続けた林芙美子…(チラシより)

 

従軍として戦地に向かい結果的に戦争に対して、太鼓たたいて笛ふいて戦争を美化する、あおることになる。それが間違いだと気がついたときの恐怖、後悔…想像しただけで怖くなってしまう。

 

真実を書かないとならない。歴史はいつか忘れ去られてしまう。でも、市井の人々に起こったことは残さないといけない。

 

良い舞台。

多くの人に観てもらいたいと思う舞台の一つ。

終演後、トークショーありました。司会は土屋佑壱さんで高田聖子さんと、天野はなさんのトークでした。

2枚目の写真は、今年のこまつ座4公演(夢の泪、母と暮せば、芭蕉通夜舟、太鼓たたいて笛ふいて)を観劇したのでプレゼントの10色サインペン。

 

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観劇22(芭蕉通夜舟)

2024-10-24 19:59:03 | 観劇

こまつ座の『芭蕉通夜舟』です。

内野聖陽さんの一人芝居ですが、進行役と言うか小道具をセットしたりなどの役割で4人の若者が付かず離れず舞台に登場します。

小石川桃子さん 、 松浦慎太郎 さん、 村上佳 さん、 櫻井優凜さんの4名です。この方達、服装が現代のカジュアル。芭蕉さんとの違いが面白かったです。

 

この舞台、坂東三津五郎さんで12年前に観劇しているのですが…こんな演出?でした?

自分の記憶力が怖いです。 

冒頭で内野聖陽さんが自己紹介するのですが、そんな場面あったかなぁ〜

覚えているのはラストの通夜舟のシーン。これは記憶にありました。内野聖陽さん、客席からの登場。一瞬でしたが近くてちょっと嬉しかった。汗びっしょりでした。

松尾芭蕉さんの生涯、笑いもありじっくり楽しめた1時間40分でした。

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