ひぐらしのなく頃に:友情が生む「奇跡」と惨劇

2007-03-04 11:48:51 | ひぐらし
前回、鬼隠し編(以降「鬼編」と略す。他編も同様)や綿流し編(≒目明し編)で友情がむしろ余計な惨劇を生み出してきたことを述べ、それゆえに解答編、特に皆殺し編の圭一のセリフなどが際立つといったことを指摘した。ここで祟殺し編の構造を思い起こしてみると、あれも沙都子を巡る友情・仲間という問題が本質にあり、鬼編や綿編と同様最後には友情がカタストロフ(圭一曰く「狂った世界」)へと繋がっていくのであった(※)。 . . . 本文を読む
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