レバノン:交換可能性あるいはリアリズムの地平について

2014-03-08 12:22:12 | レビュー系
  以前イラク戦争を扱った「ハートロッカー」という映画を見た時、地雷処理班をサポートする兵士が、遠くのヤツが携帯を操作して爆弾を作動させようとしているのを撃てず、結局仲間を殺してしまう、というシーンが冒頭にあった。その様子を見て、俺はある種の苛立ちを禁じ得なかった。どう考えても焦りながら怪しげに携帯をいじってるんだから撃てよ!それでも撃たないのは仲間を見殺しにしたも同然ではないか、 . . . 本文を読む
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