「喧嘩両成敗」的イデオロギーの病理

2022-04-18 12:00:00 | 歴史系
ウクライナ侵攻とそれにまつわる様々な言説が浮き彫りにしたものは様々あるが、その一つがイデオロギー化した「喧嘩両成敗」的発想だろう。確かに、「双方に理がある」という見方は、勧善懲悪的な短絡的認識に陥らないための戒めとしては非常に重要である。しかし、始めから「どちらも同様に理があり、同等に瑕疵もある」という認識で入るのは、結論ありきという意味においてもはや単なるイデオロギー(さらに言えば頽落した世界理 . . . 本文を読む
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