うみねこの妄想:金蔵に杭は打てるのか?

2008-01-18 02:21:24 | ゲームよろず
殺害の順番は本当に偶然なのだろうか?最初の生贄はクラウス、ルドルフ、霧江、夏紀が共通しており、杭を打つ部位が共通しているのは南条、熊沢、またep1/2とも最後まで残るのはバトラ、マリアという具合に、実際にはかなり共通性が見受けられる。ではここで、以前問題を提起した金蔵の死に方について考えてみたい…


さて、以下に記すは妄想の軌跡にこざいます。一つのことを見落としただけで、人はどれほど誤った方向に進んでしまうのか、その様を存分にご堪能くださいませ(うみねこのTIPS調に)。


【ep1における金蔵さちゅがいの謎】
※以下の考察は、携帯のメモに残したものをほぼそのまま掲載したものであるが、「額に杭が打ち込まれた」というTIPSによって即座に否定された。


<金蔵殺害と杭>
金蔵殺害の謎。ep2の口振りからすると[部屋の外に]誘い出された様子。何のために?…南条、熊沢がジョージたちの後でわざわざ杭を打たれたことを思えば、儀式の形式には拘らなければならないが、殺す順番に杭を打つというわけではないらしい。この事実を鑑みると、杭を打つ行為はそれほどまでに重要なことらしい。では、杭も打たれずに死んでいた金蔵は一体何なのか[間違い]。あるいは杭を「打てない」のか?ラストで焼かれるのは悪魔と相場が決まっているが、はてさて謎だらけである。


<金蔵殺害の謎>
バトラとマリアが最後まで生き残ったのは、ともに杭が打てなかったからだと考えることもできる。しかしそうすると、金蔵を誘い出してまで殺す理由がますますわからん。ガチ守りのチェスはep2の金蔵の動きそのものだが、そうするとep1は攻撃こそ最大の防御とばかりにカノンや夏紀の如く魔女に挑み、返り討ちに合ったのかもしれない。でも金蔵なら、あの「漢泣き」(笑)こそすれ、挑みなんてするかねえ…やっぱり必然性が欠落しているようにしか思えない(そうすると普通は偽装だが、ep2の言葉からしてそれはない)。これが魔女の隙[余計な一手]かわからんが、少なくとも違和感の萌芽。


とまあチェスのこともヒントにしながら考えてみたのだが、あっさり瓦解した、と。ただし、金蔵の死体が偽装ではなくどうも普通に死んだらしいことなどは記憶に留めておく必要があるし、メタフィクション上の会話を除いては唯一彼だけが「前回」という物言いをしていることは注目される。もう少し違和感の萌芽が増えていけば、いずれこれらに関しては書くことになるだろう。

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