エロコンテンツには、よく「少子化になった」とか「男が自分一人になった」という理由により、フリーセックスを国家ぐるみで奨励する的な話が散見される。
しかしそれなら、どう考えても野郎が(セックスから)パージされるのが先だろう。なぜなら、女性とのカップリングが面倒だし、暴力沙汰などのリスクがあるし、確実な妊娠を目指すならばセックスより女性の体内周期を図って人工授精する方が得策だからだ(端的に言うと、野郎には子種としての必要性しかなく、母体の保護より圧倒的にプライオリティが低いのだ。なお、「女性は感情的生き物だ」などと今だに言われたりするが、それならさしずめ「野郎は服を着た猿だ」と私は思うのだがw)。
でも野郎は肉体労働の価値があるやん?と思うかもしれんが、そこは人工知能と機械化で大半カバーできるので、つまりは女性+人工知能で世の中回るんじゃね?という話である。で、野郎はせいぜい動物園で見世物として飼われるか、いざという時のために天然記念物的に少数が保護されるという寸法だ。仮に全員殺してしまったとしても、(技術の不良が発見されるなど)いざとなったらクローン技術で男を復活させればいい。
少子化と絡むかは別だが、たとえば食糧事情で地球環境の維持が困難になった場合も、不要になるのは男の方だろう(地球の一部が環境汚染されて生身の人間が作業できない、とった状況なら、人工知能に作業を任せるか、女性がそれを操作するかすればよい)。
と論理的に考えた結果、少子化で困っても、いやむしろそれだからこそ、セックスしまくるなんて現象は起こりようもなく、めっちゃ管理社会化が進むと思うんですがね。まあもちろん、俺が書いたようなディストピア風の作品も存在していて、たとえばエロコンテンツの中だと、今は亡きSABE先生の「BREEDER」などが該当するんだが。
ただ、それを読む限り、リアリスティックに未来を描くと作品としてはおもしろいが、抜刀には邪魔なので忌避されるし(要はハードSFっぽくなっちまう)、さらにメタ的な視点で言えば、冒頭で述べた理由づけは結局のところ色々なキャラとの(言い換えるとバリエーションある)セックスのための舞台立てでしかないので、それこそ催眠モノや薬物モノなどと同じ理由で、そこにまじめに突っ込む意味はない、と言えるのだけど( 。∀ ゜)w
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