♰ アカギ量産機 ♰

2020-01-12 17:18:42 | 不毛

レトロスペクティブになったついでに、「あにまーじゃんV3」というゲームをご紹介しよう。この題名を聞いてあーあれね、と反応された方は相当なマイスター級エロゲーマーであろうwというのもこれ1993年、つまり20年以上前に発売された、まだエ〇ゲーがアングラな香りを多分に残していた時代のゲームだからである(この2年後にはプレステへ移植されたときメモなどの隆盛を経てサターンに同級生などが移植されて知名度が上がっていくのだが)。え、そんなゲームを今更紹介して誰得なんだって?俺がやりてーだけに決まってんじゃねーかYO!(・∀・)というわけで、今は亡きソニアの古典藝術展覧会をご鑑賞ください。

 

 

V3という名前にもあるように、登場人物は3人。まあスーパーリアル麻雀とかと同じっすね。当時はこの雅(みやび)ねえさんがおれの好みにジャストフィットして、小6の修学旅行で好きな人を言い合うというよくある謎の儀式の際に「近所のおねいさん」としてこのキャラクターをでっち上げたことを今でもよく覚えている(あと、なぜかは知らんがこれを「さやか」と読み間違えていたw)。まあ実在の人間を言うと面倒なのと、どうせ元ネタ知らんだろという打算はあったにせよ、こうして改めて書いてみると、「当時の俺死んでいいな」と何のためらいもなく思える(爆)。

 

あるいは、「君が望む永遠」で言えば速瀬水月のごときキャラクターへの傾倒がすでにこの時萌芽していたのかもしれぬ。そしてまた、このような痴識をいち早く身に着けていたことが、他の者よりも特異なリビドーないしは属性の発達を促したことも考えうることではある。ともあれ、ここで健全な男子諸君であれば勃起掲揚→乱れ打ちというコンボが発生するわけだが、あいにく当時のそれがしはテクネーが未熟だったので、猿ー淫にならなくて済んだのは不幸中の幸いであったか、それとも幸い中の不幸であったか、それは後世の歴史家が決めてくれるだろう(銀英伝風)。

 

で、中身の紹介ですが、エロゲーなんで当然脱ぎますwたとえば我がsweetheart雅ねえをひんむくと、

 

 

こんな感じ。つーか、皮ジャンを脱いだらブラチラしてるタンクトップって反則すぎじゃないですかね?もうこの画像を見た時点でpoint of no return(もう決して術を破ることはできないbyマライア)なわけでして、後は最後まで脱がし切るか、自分の体力が尽きるかしないと勝負は終わらんわけです(・∀・)そんなバーサーカー的ますらおをあざ笑うかのようにいいタイミングでイヤリングを取る演出がニクい。しかもこの時のセリフっていうか言い方がなんか可愛くて怒れねーんだよ(;・∀・)たとえて言うなら、怒りマークを浮かべながら微笑んでしまうような状態ね。あ、そんなことどーでもいいですかそーですか。で、最後のセリフですが、そりゃあむきになりますって。一回おあずけ食らってんだからよこっちは。PC画面に向かってルパンダイブしそうな自分をこらえるのに必死で歯茎の間から血が出そうなほどであるよとw

 

え?もう一枚あるはずだろって??お客さん、そういうのはね、事情があって出さねーんでさー(・∀・)見たけりゃ広大なネットの海から自分で探しておくんなまし(素子並要求)。

 

ちなみに、クリアすると

 

こんな風に選択画面でキャラが脱ぎます。またキャラの脱衣状態で対戦中のミニキャラのビジュアルも変わったりと結構芸が細かいっすね。ついでに言えば、主人公が脱ぐってシステムは新しかったのではないだろうか。もちろんギャグとして、だがw

 

しかし、本当に誠を尽くすべきはそこであったのか、と今プレイしていても疑問がぬぐえない部分がある。詳しくは以下を見ていただきたい。

 

 

は?普通ジャン??て思うでしょ。まあまあ兄さん、落ち着きなって。

 

 

はい、もうおわかりですね。このゲーム、配牌が目茶目茶なのです。これがほぼデフォルトで、先の如きまともな配牌が珍しいのである(5回に1回くらい?)。しかも、

 

 

見てくださいこのカンドラ。さらに、

 

 

てな感じでツモる牌の偏りも決まっております。だから、「次に来るのは筒子の上目?」どころか「ここは八筒をツモる流れ!」という具合に、このゲームでは誰でも闇に降り立った天才になれちゃうわけですわ(゜∀゜)ちなみに私はこのゲームをやって以来、一度も相手に上がられたことはありませんw

 

なので、肝心の麻雀部分は滅茶苦茶とも言えるが、ここで二つのことが考えられる。

(論理的発想)
五千円以上もかけて買った結果、全く麻雀に勝てずにほとんど**(censored)を見れなかった。こんなんクソゲーやん!的反応を回避する。

(キャラ的発想)
主人公があまりにワシズ過ぎて、素晴らしい配牌を引き寄せてしまう。

まあ前者だろうけど、今日だったら後者的なものをわざと打ち出してネタにするところだろうね。つ-わけで、ガチで麻雀を楽しみたい人には全くお勧めできないが、ゲームバランスの悪さをネタにしながらひんむくのを楽しみたい、という方には大変おあつらえ向きのゲームであることを強調しつつ、筆を置きたい。


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