果てしなく青い、この空の下で

2012-05-01 12:36:37 | ゲームレビュー

 

元々この記事を書いたのは2005年だったと思うが、はっきりとは覚えていない(ちなみに、「青空」にふれた現存する最古の記事(笑)としては、「ひぐらしからの興味の広げ方」なんつーのがある)。何度か移植やリメイクをされているものの、10年以上昔に発売されたものだから、まあ「古典」と言って差し支えないゲームであろう。そんな作品のレビューをなぜ今さら復活させるのか?まあその理由はおいおい・・・

 

[原文]

※本文中では名称を「青空」で統一。またネタバレを多く含むので注意!

(概要)
鄙びた村に生活し、廃校寸前の小さな学校に通う主人公たち。しかしその平穏な日常は、村に道路を建設して巨額の利益を得ようとする暴力団の村への圧力の中で崩れ去っていく。その中でどのヒロインと過ごすか、というのが前半のメインだが、やがてそれはそれぞれのヒロインの事情と絡んで後半の暴力団との対決という形へ急展開していく。

(主要登場人物)
<主人公>
母を亡くし、現在は父親と二人暮らし。あまり特徴のない性格だが、この物語においてはそれなりに意味のある人物設定であると思う。良くも悪くも「普通の」高校生。

<穂村悠夏>
神社の娘。母親は亡くなっており、神主の父と二人暮らし。主人公に積極的にアプローチをかける。村の開発に対し神社が反対の旗頭となる中で、暴力団との争いに巻き込まれていく。しかしそれにめげない芯の強さを持っている。神主の父親と二人暮し。

<芳野雨音>
両親を亡くし、一人で生活するおとなしい少女。主人公に淡い想いを抱いている。両親を探すため堂島の家に住み込みで働くことになるが、そこでの性的要求のために次第に神経を擦り減らして人形のようになっていく。

<松倉藍>
松倉双子の妹。猫が大好きで、服も猫を模したものを着ている。性格は天真爛漫といった感じ。

<松倉明日菜>
松倉双子の姉。読書を好む物静かな少女。文乃に協力し、なぜか復活の儀式の生贄をも買って出る。

<八車文乃>
画家である斎賀の娘。母を亡くしている。この物語のキーパーソン。自ら進んで儀式に参加するが、斎賀の欲望や堂島の目論見には嫌悪感を抱いている。そっけなくキツイ性格だが、悪意があると言うより人付き合いが下手という感じ。


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