足利一人旅

2009-12-10 18:47:13 | ぶらり旅
頭が壊れてる~、心も壊れてる~、け~けけけけっけ~、今日は症候群~~♪


なんてBGMで目を覚ますと、すでに午前10時。それでも昨日はゾイド2をやってた関係で6時に寝たから頭が重い…時間がないのでさっそく着替えようとするが、洗濯後のエアコン攻撃でトランクスはばっちりOKなものの、靴下は半乾きで気持ち悪い。そこでレンジ作戦発動。ちゃーちゃちゃっち~、ちゃちゃちゃっちゃ~♪と鼻唄を歌いながらその間にデジカメなどを準備。相変わらず強烈に眠いが、これはまあ電車の中で解消することにしよう。


てなわけで湘南新宿ラインの中で爆睡。大宮で目を覚まし、暇なのでゾイドの攻略時間短縮について考える(ウルトラザウルスはゲットするのが合理的etc...)。久喜で東武伊勢崎線に乗り換え。そう言えば、ゾイドを知ったのはコミックボンボン絡みじゃなくて、楠ニコニコドーのおもちゃ売場で見たPVじゃなかったか(当時は高速道路沿いの入口を入ってすぐの所にあった)。最後デスザウラーとマッドサンダーの激突(ブレスとドリル)シーンを見て何となく格好いいと感じたから、この時点であまり知らなかったハズだし。そんなことを考えているうちに、伊勢崎線の羽生駅をたまたま通りすぎる。長瀞行きの際に秩父線の終点としていつも耳にはしてたが、そうかここが…まさかこんな形で来るとは思わなんだ。今度は甘いものを持ってくるよ。コアラのいない館林をすぎた頃、斜向かいのヅカみたいな人(化粧の仕方がそれっぽく皮ジャンを着ていた)が降りた。しばらく接続待ち。


足利駅に到着し、まずはトイレに行く。そこから線路沿いをフラフラし後、渡良瀬川を越えて足利学校方面へ向かう。それにしても雰囲気や町並みが前に行った栃木と同じだ。途中でトイレに行くために織物展へ入りついでに見学。出店が並び場違いなトゥルースのかかる通りをすぎると足利学校到着。


公園や建物はなかなかだが、人が多くて煩わしい(11/21,22,23の連休なので当然だが)。まじ全員消えないかなと人口密度を上げてる一人の俺が言ってみる。これはいわゆる人間嫌いってやつか?いや、これは単にモードの切り替えだ。例えば仕事内容はむしろ人としゃべりまくるものだし、楽しんでやっている。ただ、オフモード時に静けさを期待してた場所が騒々しいとイライラするんだよね(まあ曲で雑音をシャットアウトすれば大丈夫ってことは冬の江ノ島で学習済みなんだが)。しかしこのモードはとても厄介で、人と対してる時に発動すると、身のある(=結局は自分に興味のある)話をしてる場合を除き、とっとと帰って本、ゲーム、PCやりたくなる(時間の無駄だと感じ、ウンザリする)。これは特に徹夜時などに発動しやすいが、人に迷惑がかかるし自分も損するので、コントロールが必要とされる。まあ最近ようやく飼いならせるようになってきたが…そんな事を考えつつ、裏道の紅葉を一通り見て学校を後にする。


周辺で飯屋を探したが、混んでて無理そうだったので帰りに大宮の石川家でカレー大盛りを食べることにし鑁阿寺へと向かう。寺について堀を見ると、鯉と鴨がいる。板の上で休んでいる(?)姿が超かぁいい。そう言えば俺の「萌え」って犬や猫や「苺ましまろ」、娘属性などであり、8~9割方は“cute”という言葉で簡単に説明できるんだよね。ついでに言えば笑いやエロのツボも大体は把握できる。後は何に感心するか掴めればかなりわかりやすくなるんだけどなあ…ちなみに、寺は工事中だったものの紅葉はなかなかだった。


そこで織姫神社なるものがあると聞き、名前だけで興奮してきたwそこで北に進路を取り、エロ(妄想)神社へと驀進した。その途中右折の標識を見かけたが、なぜか従ったら負けなような気がしたためあえて直進。美人を認定してくれるという弁天様のお膝元で用を足し、しばらく歩き続けて山の上の神社に到った。山から見た景色は普通、というかめっちゃ栄えており、秦野の景色とは全然違うなあと感慨に浸る。


来た道を戻り織姫公園へ入ると、人がいきなり増えて驚いた(どうも相当外れを歩いていたようだ)。景色を見やりつつ、展望台へ。ここはいい……それにしても、本当足利ってすごい開けてるんだな。単なる辺境だと侮ってたぜ…そんな感慨にふけった後、古墳や織姫神社はさっと見て岐路につく。途中太田市まで六キロという標識を見つけ、妙な懐かしさを覚えたりしながら、再びを越えて足利市駅へ。


帰りの電車までかな~り時間があったので暇つぶしに駅名ウォッチング。「赤城」行きでざわざわしてみたり、「おもちゃのまち」、「合戦場」、「流山おおたかの森」といった名前になんじゃそりゃ!とか長~よ!とか突っ込みつつ寒さをしのぐ。眠りかぶりながら久喜駅で伊勢崎線から降りるが、朝からウィダーインゼリーしか摂取してないため熱源がなく、むちゃむちゃ寒い…本に逃げるなど悪戦苦闘したいたら何とか電車がきたので飛び乗る。


大宮駅に久々に降り立つ。元の職場までの慣れたルートを歩き、石川家へ。予定通りカレー大盛りを注文する。元々は横浜家系のラーメン屋なんだけど、ここのカレーはとても熟成されててうまいし、付属のスープもこってりしてて○(ややくどいという噂もあったりなかったりw)。そしてそのうまさにもかかわらず、もう食いたくないと思うほどの分量がステキ☆大宮にいた頃は、腹が超絶減った時はこれを食い、仕事中目蓋が重くなる(笑)ということが何度かあった(結果がわかってるので止めよう思っても食ってしまうのよねw)。大宮では、その他「とら」やラケル、焦がし葱のラーメン屋などを利用しており、渋谷への異動時に嘆く程には親しんだ。渋谷では「成ル」や「ぶち」を始め数多くの名店に出会えたな。そして高円寺でも福来門などを開拓しつつあると。そう考えてみると、残念なのは志木。確かに場所を探すのに熱心ではなかったが、それにしても二年いる人からしてラーメンの風風や餃子の満州程度しか知らなかったのだから、本当に食うところが少なかったのだろう。あそこはマジ不毛の地だったなあ(苦笑)


半分食べた頃、「先生」からすき焼きのお誘いメール(本来的には23日の予定だった)。もう大宮まで来ていたわけだが、ここからいった帰宅して西東京に出なおすのはさすがにしんどい(まあ八高線や武蔵野線を使った方が早いんだろうけど、さすがに直で行くのはダルかった)。というわけで、万一気が変わった時のために「今栃木なので行けたら行きます」とメール。まあ行かなくても不思議じゃないし、行っても問題なくする姑息な手段であるw


すると、「栃木のどこにいるの?」と聞かれたので足利にいると伝えれば、今度は「頑張って」メール。さーすがずるいなあw何がって、「頑張って」来てとも取れるし、そっちの用事を「頑張って」とも取れるんだもの。つまり俺がどちらを選ぶことも束縛してないから、やりたいようにしていいわけで、俺が行動した後でさもそちらを意図していたように振る舞えばいいって寸法だからだwまあずるさに関しちゃお互い様かwじゃあ俺は「頑張って」帰宅することにしようかな♪


帰り道にブックオフで二冊本を購入。駅構内でワッフルの魅力に惹かれ、池袋駅で購入を決意(結局買わなかったが)。さて改札をくぐって湘南新宿ラインへ…とその時に「札幌行 寝台列車 19:30」なる掲示が見えた…………はっ、いかん!1分くらい真剣に悩んでたぞ俺w帰れないというより、多分帰ってこなくなるだろうから、その選択肢は封印しておこうw


帰りの電車内では、剣ノ岬の曲や雅楽、孤高と神聖さなどについて取りとめもなく考える。そして家に帰った頃、大宮で食したカレーが効いてきてそのまま寝た。さて、明日はどっちだ……?

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