近すぎてわからないものも、遠くから見るとよくわかることがある。ではこの大斎原も・・・って遠くから見たらますますCGにしか見えないやんけ( ̄▽ ̄;)鳥居がやたら巨大なんで、
これは木がえらい小っさいのかしらん?と遠近感がぶっ壊れます。
ちなみにこの巨大な鳥居、もとは違う場所に存在していて、
周辺の三角州に建てられていたのが、洪水で明治時代に流されたため近くに再建されたものだ。
ちなみにこの場所の由来は
だそうで、江戸時代に流行ったお伊勢参りなどと連動して参拝されたとのこと(お伊勢参りと土産に関する話は以前書いた通りで、現在にも少なからぬ影響を与えた現象として興味深い)。
人の移動の制限が強かった当時としては数少ない旅の口実となる一方、伊勢講のような互助組織まであって割と「ガチ」感もあるため、今のパワースポット巡り的な「参拝ツーリズム」とだけ表現するのはやや抵抗を感じる。ともあれ、江戸時代の宗教意識を知る要素の一貫として、讃岐の金毘羅参りなどとあわせていずれ調べてみたいところではある(ところで、伊勢神宮以外で真っ先に思いつく神社の一つに出雲大社があるが、戦国時代の状態などからは宗教勢力の強い特殊な状況であったことが伺える。今の日本において山陰の停滞は明らかだが、このような状態がいつ頃から始まったのか、出雲大社への参拝はどの程度行われていたのか、といった点も興味が尽きないところだ)。
最後に、ちょっと離れた道路から撮影してみた。
やっぱり新しさもあって明らかに異様で、あたかも発電施設か何かみたいな印象さえ受けるわw
ほいじゃあ一通り堪能しましたんで、次の目的地に移動しますかの。
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