もう2年近く前のこと。荒崎海岸や江ノ島といった海、あるいは長瀞のような川ばかりに行っていたので、たまには山にでも登ろうかと思い苦労せず登れる山を探したら、高尾山と秦野の弘法山を見つけ、後者に遠征してみることにした。小田急線に揺られること約一時間で到着。
駅から出てみると、
な景色が広がっており、何と言うかいかにも地方都市な趣がある。とはいえ、川に沿って歩いていると、
という具合で、まあやはり田舎ではあるwただ、関東圏を多少歩きまわるようになってようやく気付いたのだが、街にはそれぞれ表情みたいなものがあって、それに出会うのが一つの楽しみだったりする(まあだから無駄に長瀞から西武秩父まで歩いたりするわけだがw)。ま、そんな解説はさておいて山登りとさえ呼ぶのがおこがましい超ビギナーコースをスタートしましょうかね。
途中休憩。真冬とは言え運動不足の身体には汗がにじむ。こういう時にタオルを持ってき忘れるマヌケぶりは、いかにこういうのに慣れていないかを示していますよと。
途中なだらかになったので、景色を楽しみながら頂上を目指す。
というわけで頂上に到着。天気も良好で最高の気分♪
テンションが上がって思わず「できたぞー!!」と叫びたくなる。展望台に上って景色をまったり見た後、先を目指して移動。
途中になぜか羊が。見たのはトルコ旅行以来かしらね?どーも羊を見るとラムニー君を思い出してしまうわ。ふわ~泣けるな~、連休なのに一人で山登りなんて泣けるな~。
目的地はないが、とりあえずどんどん進む。
開けたところに出たはいいが、すでに日は傾きかけており、そして目的地や経路とか何も考えてなかった。 どっちに進めばよいのだらうか・・・つーかこのノー計画ぶりは俺の人生と同じやなw常に行きあたりばったりじゃが、まあそのテキトーさがいとおかし。ま、とりあえず降りてから考えるか。
地上に辿りついてしばらく歩くと、大きなバス通りに出た。そこをテキトーに歩いて線路を目指すことに(いざとなったらバスに乗ればいいやという考え)。しかし、あまりに腹が減りすぎたので、腹ごしらえに長崎ちゃんぽんで遅めの昼飯。
歩くのがかったるくなり始めた頃、温泉の看板から線路の方向が判明したのでそちらを目指す。で、着いたころにはかんな感じ。
これだけ見ると単なる夕暮れだが、
で、薄らと見える(のか?)ように、田んぼ、畦道、水路、そしてこの暗さがダンジョンみたいな雰囲気を醸し出しており、普段遭遇しえないシチュエーションに思わずテンションが上がる。回り道したり変な橋(?)を渡ったりしつつ、東方を目指す。ちなみに、その時撮った写真が
増水した夜の等々力ほどじゃないが、異界のような雰囲気にぞくぞくするぜ・・・・鼻息を荒くしつつ歩いてると、やがて人家へ辿りついた。それにしても、こんな人家のまばらな暗がりを、大きなリュックしょって一人歩いてるなんてかなり怪しいよな。そういや「怪しい探検隊北へ」なんて小説があったが、怪しい、怪しいヤツ・・・犯罪者・・・これだ!!
<砂坊主絵描き唄によせて>
痴漢は犯罪~♪レイプも犯罪~♪強姦殺人超犯罪、風にゆれるバット~(チ〇コだろ)。証拠隠滅忘れちゃなんね~♪根元から切り落とせ。根元から、切り落とせ!!
まさに外道・・・くふぅ、イカれた、もといイカした歌がまたもや完成してしまったぜ。自分の災脳が時々恐ろしくなるわ・・・その後、職場の後輩がアリとキリギリスの石井に似ているのに突然気付き、ポワンカレ~、ポワンカレ~と妄想しながらうらぶれた町並みを歩く。30分ほどして、片田舎っぽい駅(失礼)に到着し、旅は終了した。山登りもよかったが、それ以上に後半のダンジョンが秀逸だったぜ。じゃあ今度は夜の高尾山にでも挑戦すっかね・・・
いやらしいほど秦野ですね。
去年秦野から東京にでたので微妙に懐かしいです。
そうですか、秦野にお住まいだったんですね。この時は山登りが中心でしたが、もし機会があれば駅付近を歩きまわってみたいと思ってますので、その時は教えてもらえるとありがたいです。
では。