ミュンヘン中央駅から東にまっすぐ歩くと、新市庁舎に到着する。見た通り歴史と風格を兼ね備えた建物なので、「新」市庁舎という響きとはかけ離れた存在に見えるが、紛れもなくそれであり、また町のランドマークともなっている。
こういうのを見ると、改めてヨーロッパという場所が積み重ねてきた歴史の営みが思いやられるなあ。こういう点、古い町並みが残存してるのが京都ぐらい(他の場所にもあるにはあるけど、再建されたもので新しいのでテーマパークという感じ)な日本はちょっと弱いよなあ(まあ歴史的建造物が比較的集中しているという意味では鎌倉もか)。まあ都市の作られ方がそもそも違うやん、といった部分もあるとは思うけどねえ。
そんなことを思いながら、旧い建築物(ペーター教会)と新しい建築物(再建されたと思しき戦前風の建物)を見やりつつ、最後のドイツ飯を食べる場へと向かうのであった。
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