朝目、もとい朝日新聞の報じるところによると、人工血液の精製に関して、ウサギを使った動物実験で成功したらしい。
もちろん人間への応用にはまだ検証が必要だろうが、仮に導入ができるようになれば、血液型を問わないとのことでもあり、輸血の環境は劇的に改善することだろう(ただし初期はコストの問題が生じるかもしれないが)。
それだけではない。私はこれまで20回以上献血をしてきたが、献血所のランニングコスト(テナント代・人件費・広告宣伝費など)が無駄であり、毎日血を集め続けなければならない状況が改善しないものかと常々思っていた。しかし、この成果を踏まえ緊急用の一・二箇所だけ残し、それ以外を閉鎖・削減できるなら、費用面でのプラスも結構大きいのではないかと思われる(医療機関の機能マヒが懸念される災害時などであっても、人工血液が一年間保つのであれば様々な手段で輸送可能だ)。
というわけで、今後の成果に期待したいところだ。
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