otherwise

2012-11-30 18:07:03 | 日記

休日出勤からちょっと時間を巻き戻して・・・
会社近くの喫茶店でそれまでの記録を書き留める。しかし、ペルセポリスのアニメ版漫画版と対比して「実際寓話的」というのはちょっと言葉足らずじゃなかろーか。そのことが交換可能性へとつながり、読者としては「感情移入できる」と感じやすくなるわけだが、一方で歴史観や(幼い頃から「弁証法的唯物論」の漫画版を読むなど)共産主義の影響・傾倒、あるいはカージャール朝の末裔といった背景がきちんと書かれている漫画版は、堅固な岩のごとき「個」が強く印象づけられるというわけだ(アニメ版でも王族の末裔という言及はあるが、「おじいちゃんは王子様だった」というまさに寓話的な表現をしているので、それが強く印象づけられることはないように思われる)。これについてはウィーンやチロルでの様々な人間とのやり取りが、漫画版ではきちんと描かれ、アニメ版では転々としている描写がコミカルになされて「異邦人」たることを暗示しているといった演出の違いも深く関係しているが・・・

 

ところで、読者諸兄は私がアニメ版と漫画版の話に言及する背景に、「萌え」の問題を念頭に置いていることに気づくだろうか?いやそもそも、なぜ度々「」やらに言及しているのかを考えたりしているだろうか?このブログの諸々の記事を見て、「未成熟さへの軽蔑」とでも言うべきものを見て取る人も多いだろう。では「かわいいのには勝てない」といった話は?・・・とくる。ここには「統一的な自己」や「ノイズ排除」の問題が絡んでくるが、なぜそもそもこれだけ膨大な分量のブログを分割しないのか?という答えにもなる(たとえば、「ノイズ排除」の弊害を訴えながら内容が単一的なのってパフォーマティブに矛盾している、とかね)。まあもっとも、「人間嫌いな奴がペットには心を許すのと同じ」的解釈をする人には通じないけどw

 

これは視点を変えると、書き方だけではなく、そもそも何を書くのか?書かないのか?という問題であり、それもまた一つのメディアリテラシーである(ただまあ記事内容を削り込んで精錬する作業が時間の都合もありほとんどできておらず、こちらは全く説得力のない話だが)。書いてあるものをディテールマニア的に探求するのも結構だが・・・と書いたあたりで、いい時間になったので職場に移動。

 

でまあ仕事は2時間くらいで終了とw

 

元々今日は歩いて帰るつもりなんで、いつも行かない店で飯を食うことにする。そこで思いついたのが「砦」だ。実は一年以上前に新横浜のラーメン博物館でつけ麺を食べて、これが非常においしかったのだ。今こそ千載一遇の機会なり!と調べてみる。ほう、神泉駅っつーとこないだ行った円山町の近くじゃんか。しかも旧山手通り沿いなので、北伐(笑)の途上にあると言って良い。なら何か迷う材料があるだろうか、いやない(`・ω・´)

 

 

で、お店はこんな感じ(しかし写真ブレまくってんなw)。中は割と空いていて、あっさり入れた。でメニューを見ると・・・「つけ麺は10月で終了」。りありー?一応店員に聞いてみると、今やってないんですよ~とのこと(そりゃそーだw)orz仕方なく肉もやしラーメン+半餃子を注文し、辛子高菜をちゅみちゅみ食べながら待つ。先に出てきた餃子には我が好物である柚子胡椒がついていた。そういえばアキバの巌虎では入れすぎて死にかけたなあ・・・熊本の「おはこ」にもまた行きたいもんだ(´∀`*)

 

ちなみにラーメンのお味はというと、普通にうまかった(替え玉まで頼んだ)。しかし、つけ麺の時のようにまた食べたいというレベルではなかったかな。まあつけ麺の季節になったらもう一度行きますよ。で、エネルギーも完全に充填し血を抜いた分も補ったところで、北上を開始することにした・・・

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