最後に素晴らしい白ソーセージを堪能したところで、西側のミュンヘン駅までの道をゆっくり歩く。
やはりこの町には独特な趣があるな。大規模な戦禍に見舞われた町というものは、日本で言えば東京、トルコで言えばイズミルなど新しい建物が自然多くなってしまうものだが、随所に歴史を感じさせる建物が残存しているところがミュンヘンという都市に独特な雰囲気を与えている。
それはまさしく、このような現代的建物と近世的建物が混淆した景色に表れているわけだが、そういう特徴もまた、場所により異なっているのだろうか(まあ東京だって高尾と新宿じゃ全然違うからね)?
今の道を反対側に進めばイーザル川があり、川沿いには州議会の建物や英国庭園などが存在する。あるいは中央駅からバスで西にしばらく行けば、郊外にはニンフェンブルク城もある。もしまた機会があるなら、ミュンヘンの中心部以外を散策してその全体像をより深く知りたいものである。
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