A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

Day 071(上)

2006年02月14日 23時00分40秒 | 航海日誌
第71日目(7月30日)
コスタリカ・プンタレナスに到着。
静かな入り江で埠頭が1本あるだけでターミナルビルも無く
鉄柵をくぐればコスタリカ国内である。
その1本の埠頭には既にアメリカ船籍の7万トン級豪華客船が停泊中。
向かい側に我々の船も停泊したが、こちらは3,7万トン相当見劣りする。
今日は自由行動。
船のタラップを降りるとすぐ向かいの豪華客船の
米国人乗客達に誘われミニ・バス・ツアーに行く事にした。
どうしても2名の欠員を埋めたかったらしい。
彼らの豪華客船でもグループ・ツアーの募集はあったらしいが
価格が高い(180ドル)と言うことで自分達でツアーを作ることにしたらしい。
ミニ・バス・タクシーを捕まえ豪華客船の企画したツアーパンフレット見せて、
其の通うりに走ると言うことだ。
こちらのツアーは昼食は付かないがガイド付きで20ドルと超割安。

ミニバスの中、お互いに自己紹介を行う。
皆カップルだ。
ニューヨークから来た人、テキサスのブッシュ嫌いのご婦人、
50年前ベトナム戦争時日本に来ていた日本語の単語を少し喋れる人。
ニューヨークに行った事の無いニュージャージーの人。
大変陽気で楽しい人達だ。
ハネムーンの黒人カップルも参加していたが二人の世界に浸っているのか
何時も少し離れたところで我々の会話に入って来ることは無かった。

まずサルチでコスタリカ独自の塗り物である
カレータ(トールペイントの様なもの)の工房を見学。
昔はオックス・カートといって牛に引かせる荷車(コーヒーや穀物を運ぶ)も
写真のようにカラフルに装飾されていたそうだ。
記念にカレータのトレーを購入。

アイスクリームのトッピングに良さそうなリキュール「カフェ・リカ」を求める。
コスタ・リカはコーヒーーの産地として有名だ。

続いて勿論コーヒー樹のプランテーションも見学。

Day 071(下)に続く・・・



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Day 071(下)

2006年02月14日 22時54分07秒 | 航海日誌
Day 071(上)より続く

次にサン・レーマン市を訪問。
この町は革命後1948年軍隊を持たない事を決定した
ホセ・フィゲレス・フェレエ大統領の生まれた町で記念館を見学。

この街の人口も結構 多そうだ、
カソリックの教会も「鄙には稀な」立派さだ。
昼食はサンドウイッチバーで各人思い思いにとる事にした。
180ドルのツアーの食事とは大分差があるであろう。
フルーツ・マーケットではママが興味津々、眼の色を変えて楽しんでいた。
結局お買い上げはマンゴ2個、1ドルであった。
船に帰って良く冷やしたマンゴをデッキで食べるのが楽しみだ。

ツアー仲間とは六、七時間という短い時間だったがお互いに、
楽しかったと言うお礼と今後の旅の安全を祈りつつの別れだ。

港に帰ってきたら船の周りにペリカンがいっぱい。
ペリカンは沢山いると前世紀の鳥の様で少し気持ちの悪い鳥だ。
コスタ・リカの南西200キロに忽然と現れる「ココ島」は太平洋最大の無人島。
スピルバークが此処でジェラシックパークを撮影したそうで
この辺りにペリカンが沢山いるのに何か納得。

夕方から再びプンタレナスの街に出て夕食。
シーフード良し、コーヒーも流石本場、ローストの効いた良い味を出している。
船への帰り道、夕焼けが見事。

22時 アカプルコに向けて出帆。


コメント (1)
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