A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

(50)中世美術館

2012年06月23日 13時31分36秒 | パリのアパルトマン
6月15日(金)


次がカルチェ・ラタン地区のソルボンヌの近く「中世美術館」を訪ねる。

通行人に聞くこと3回お城のような博物館のような美術館に辿り着いた。
場所柄現地の小学生の見学で賑わっていた。

「中世美術館」はパリがローマの要塞都市だった頃、
3世紀の共同浴場の遺跡の中にあり、
中世の彫刻・装飾芸術を中心に見応えのある展示である。







一番の見ものは6枚のタピストリーの連作「貴夫人と一角獣」。
ミセス・マスダにとって、これを観ることは
今回のパリ滞在の大きな目的の一つである。





ミセス・マスダは大満足の様子で、ここのミュージアム・ショップでしか
手に入らないからとこのタピストリーのカードやファイル、
テーブル・センター等々、あれこれ買い求め嬉しそう。
サンジェルマン・デ・プレの今日の散策は期待以上に楽しかった。


この中世美術館の最寄りのメトロの駅は
ソルボンヌ駅。そこから10分ぐらいでジョルジュ・サンク駅。
シャンゼリゼ通りへ出てきた。








モンテーニュ通りに通じる通りに35年前泊まったホテルがあったはず
もう廃業になっているがこのビルだったろうか。

今はシャビーなカフェになっており鏡のドアーで煌びやかな昔の面影はない

今日の最後にシャンゼリゼを少し横に入ったモンテーニュ通りの
ホテル「プラザ・アテネ」で
一日の疲れを癒すべく一服してゆこう。
このホテルはミスター・ミセス・マスダのお気に入り。
今回のパリ滞在がスタートしてすぐここに来たのが昨日のようであるが、
パリでの暮らしも明日、一日を残すのみ、
ここでの時間も大切に、ゆっくりしてゆこう。



先ず冷えたシャンペンでも頂こう。
ミスターマスダはこのホテルのシェフに敬意を表して
アラン・デュカスのラベルのシャンペン。
ちなみにここのドンペリはグラス50ユーロ。
向かいのアベックが飲んでいた。







ミセスマスダはラズベリーのパヴロヴァとアールグレー



ハープの音色がノスタルチックだ



優雅な雰囲気に浸れて大満足

再びモンテーニュ通りのブランドショップを
ウインドーウショッピングしながらシャンゼリゼへ。