A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

(10)シャガールの大聖堂

2012年08月02日 13時27分46秒 | パリのアパルトマン
5月28日〈月〉


ミニ・バスツアーである。
7時半アパルトマンまで迎えに来てくれる。出発。 
1時間半のドライブでシャンパーニュ地方の中心都市ランスに到着。

オーストラリアのブリスベーンよりの姉妹、
同じくオーストラリアのパースよりの若い二組の夫婦の8人の
英語によるバスツアーである。
ミニバスの運転とガイド・説明はお洒落なパリのマドモワゼル。





本日第一の目的はランスのノートルダム寺院 
ここで戴冠式を行わなければフランス王と見なされない
というほど権威のあるゴシック大聖堂。







この大聖堂の見ものは大きなステンドグラスと云われている。





その大聖堂の中央正面にシャガールの3枚のステンドグラス画がある。
大聖堂の正面の建物の全体像は逆光で写真に撮りにくかったが
その分ステンドグラスには裏から充分の光が当たり
それはそれは美しく荘厳であった。







シャガールのステンドグラスの拡大







フランスではこれからもシャガールの作品を観る機会があると思う。
今回は行けないと思うが
ニースのシャガール美術館の印象は忘れられない。
聖書から着想を得た17枚の大作やチェンバロの蓋に描かれて
いた絵の素晴らしかった事!!
16,7年も前の事である。



ジャンヌ・ダルクの騎馬像が大聖堂の正面の片隅にある。
彼女立会いの下シャルル7世に戴冠式を行わせたという事である。





ランスでのミセスマスダの最大の関心事は
藤田嗣治のフレスコ画の礼拝堂へ行く事であった。
ガイドさんの好意で立ち寄ってもらったが開館は午後からで
門前での見学となったがそれでもミセスマスダは大喜びであった。
先年東京で開催された藤田嗣治展で実物大の物を観て
いるので、それと重ね合わせているようだ。
まだ、パリ滞在は始まったばかり、再訪する時間を作ろう。










次の訪問地はシャンペン工場の見学。









地ビール

2012年08月02日 13時26分14秒 | ヨット
7月30日(月)


ヨット仲間で暑気払いをやろうと云う事になった。
茅ヶ崎在住のOさんが丁度良いところがあるので
案内してくれるという。

TRATTORIA MOKICHI
場所は茅ヶ崎から相模線に入り二つ目の駅「香川」
次の駅は初詣などで有名な寒川神社。
鶴見からは大分遠いがまあいいか。
ヨット仲間との飲み会は色々刺激になる。

相模線のドアーは手動。
パリの地下鉄と同じだ。



線路は単線、ちょっと遠く田舎に来た感じ。

目的駅香川駅は自動改札で決して田舎駅ではない。

香川駅前の案内板も「歴史の跡を訪ねる散歩道」と大きく構えている。

香川駅から歩くこと5分 畑の中にMOKICHIの案内板が出てきた。



熊澤酒造正門前に到着。
この熊澤酒造の敷地内に今日のお目当ての
イタリアンレストラン MOKICHIがある。



多角経営で敷地内には日本酒の醸造所の他
地ビール工場、蔵元料理「天青」、パン屋、お土産屋がある。




地ビールは銘柄「湘南ビール」と云い
結構売れているそうだ。

ビール工場の内部






MOKICHIは時節柄女性客が多いようである。
客席は殆んど満席 客が帰ってもすぐ客が入ってくる状態。
どちらかと云うと少し辺鄙な場所なのにこの繁盛は
不思議なくらいである。



オープンキッチン

ピザパイの窯



店内は酒蔵をリフォームした感じ。

宴会の始まり。

このレストランは料理よりビール「湘南ビール」が素晴らしい。
熊澤酒造の代表日本酒銘柄「天青」を勧められたが地ビール一本で通した。



Yさんの持っているのはジョッキではなく「ピッチャー」。













ヨットの上での一杯も良いが色々料理を並べて
テーブルの揺れないところでワイワイやるのもいいものだ。






(11)シャンペン

2012年08月02日 05時33分04秒 | パリのアパルトマン
5月28日(月)


朝一番でランスを訪問 シャガールのステンドグラスで
有名なノートルダム寺院を見学した。
今日第二の目的はシャンペン工場の見学と試飲。


まずモエ・シャンドンの畑の見学。
シャルドネ種とピノノワール種の葡萄だがワインの葡萄に比べ
葡萄の木が極端に小さいのにびっくり。







ブドウを搾る小屋



続いてPMロジャーと言うシャンペン醸造所で葡萄を搾り
ジュースにする工程から出来上がるまでを
そこの副社長さんが手振り身振りよろしく説明してくれた。





今でも使っている葡萄をジュースに搾る設備

現代的な?葡萄をジュースに搾る機械





シャンペンの中の澱を採るため口を下にしてカーブで熟成させている

澱を採ったあとの最後のコルク詰めの機械。


最後はお待ちかねの試飲 予算の関係で飲み放題と言う訳には行かない。
名物菓子ビスキュイ・ローズはシャンペンの極上のおつまみである。




昼食はコックオーバーン、ワインはシャルドネの白と何故かボルドーの赤 
同じテーブルになったブリスベーンの姉妹と話が弾む。
ロンドン・パリ・ローマと10日ずつ回るのだそうだ。
少し飲みすぎたようだ。



これから「ドンペリ」の工場へ向かう事になっている。