A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

43)トリアノン

2015年11月09日 11時11分05秒 | 2015 巴里
9月10日(木)午後



建物内部の記憶はかすかにあったが庭園は殆ど記憶にない。
プチ・トリアノンほか田舎屋群には興味深々。

元々はルイ13世が狩りを愉しむ小さな館だったが
ルイ14世の時代に豪華な宮殿建設を決意した。
庭園も「王の庭師として庭師の王」と言われたル・ノートルの設計。
日本でいえば小堀遠州と言うところか。

セーヌ川から水を引いた噴水を中心とした広々とした庭園。
宮廷音楽つきのライトアップされた「ネプチューンの泉」の
噴水ショーは素晴らしいと聞いている。

こんな物が出来ていた。凸面の鏡に皆が映っている。
パブリックアートの一種なのかな?
これが「ネプチューンの泉」今日は噴水が出ていない。残念!


庭園は市民の憩いの場。
皆さんボート遊びに興じている。



公園の中にはガゼボもあり良い雰囲気だ。

公園の奥は「グラン・トリアノン」寵姫マントノン夫人と
過ごすために建てた館。
その隣は「プチ・トリアノン」はポンパドール夫人の為に建てられたもの
だが後にマリー・アントワネットお気に入りの館になったそうだ。
ザーと二つの館を見学した後プチ・トリアノンの
裏にある「村里ル・アモー」。
マリー・アントワネットが子供達と疑似農園生活を楽しんだ所。
可愛らしい麦わら屋根の農家を集めたメルヘンの世界。
見かけは質素だが内部は豪華な家具調度で飾り立てられて
いたそうである。
この様な浪費につぐ浪費が人々の反感と憎しみをかった。
断頭台への道は既に用意されていた。




















相当くたびれたので最後はプチ・トリアノンからトレーンに
乗って本館まで帰ってきた。
ベルサユイユの街をブラブラ散歩して、夕刻、パリ「に戻って来た。
時間があるので夕食までの間にバトウー・パリジャンの
セーヌ川クルーズ、橋巡りの予定。




コメント
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