A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

ハノイ小旅行(3)バッチャン村

2016年09月05日 12時35分50秒 | 家族行事
8月31日(水)

朝早く観光バスで出発。行き先は南方向へ車で1時間半バッチャン村
陶芸村である。
日本人ツアー客は総勢18名、ガイドは愛きょうのある日本語を話す。
奥さんは日本人で日本名「ひでとしクン」、50歳前後のベトナム人。

バッチャン村は大きな村である。
主たる産業は陶器だが刺繍も中々盛んだし漆器も作っている。



バッチャン村の陶器は大量生産の生活雑器が多い。
その為製造効率の良い鋳込み方式で石膏の型を使っている。
型で成形したものを少し乾燥させる。
形を整える。
窯に入れて700度ぐらいで素焼きをする。
様々な色の陶芸用の絵具がある。
本焼き前に柄とか絵を描く。
壺の絵柄によっては絵柄の沿って彫刻をする。




参考までに気に入った商品を写真に撮らしてもらった。




工房の片隅ではベトナムの少女が刺繍の実演をやっていた。


今日バッチャンの工房で求めた器。昔、利休が藍の蜻蛉模様の器を 「安南焼き」 と愛で
茶事で愛用した事は周知であろう。





バイタリテイ溢れる物売りの小母さん。
何も買わないのにパチリ!  ちょっと申し訳ない。

見学が終り少しお疲れのミスターマスダ
これからハロン湾クルーズに向う。

自宅に帰りバッチャン村で土産に求めた茶碗(日本では「染め付け」と言う)を
抹茶茶碗に見立てて早速お抹茶を一服。
大振りのゆったりとした大変結構なお碗で御座いました。