ヤブラン 2007年12月10日 | 自然観察日記 夏の花穂は紫色の清楚な花ですが、冬場の実は少々観賞価値は落ちます。このヤブランは暖地系の植物ですからこの種が自生しているところの気候が分かります。越後では海岸沿いの山稜によく見られますから、この地域の環境の概略を把握できます。ヤブランはいわゆるヤブツバキクラス域といわれる植生の林床の構成種になっています。