ザラエノヒトヨタケ ①

本当に短命な忙しいキノコです。昨日は見えなかったものが今日はご覧のとおり。成長したものはもう崩れ落ちていて、傘の先端はぼろぼろ。胞子を風で飛ばすというより、傘が液状になって流れ落ちる感じです。果たしてどうなのでしょうか。地面には左隅のような若い菌が顔を出しています。
ときどきはこのキノコを見かけるもののこれだけの集団は初めてです。あるようでなかなか見られない光景です。

ザラエノヒトヨタケ ②

傘が開いて最高潮の状態の個体。反り返っています。綺麗ですね。造詣の美しさ感心します。はかない命でまもなく先端から液状化が始まります。

ノダケ

「タケ」という名が付きますがセリの仲間。いろいろな植物の花の時期がずれていますが、このノダケもかなり遅くなっています。もう色あせてもいい時期かもしれませんが今年はまだまだいい味を出しています。白い花の個体もあるのですがノダケに関しては紫色がはっきり出るのが素敵です。セリ科の中にあってはやや異質ですね。