森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

イヌタデ

2010年10月25日 | 自然観察日記
アカマンマというと名前がいいかもしれません。どことなくほのぼのとした響きがあり好きですね。私は余り経験はありませんが、ままごとの主要な素材であったようです。どこにでも見られる野草ですが、秋が進むにつれてこういう草花に目が行きます。タデの仲間も紛らわしいのが沢山あります。同じ原っぱでもイヌタデばかりではありませんからそういう意識で観察するといろいろなタデが見えてきますよ。

オオイヌタデ

2010年10月25日 | 自然観察日記
アカマンマの隣には大型のオオイヌタデが咲いていました。白い花の個体も多いのですがここの原っぱは桃色の色が付いているのが多いですね。花が重いのか先がしなだれています。大きいことと花がしなだれることを除けばイヌタデと区別しにくいので、昔はまとめてアカマンマで通っていたのかな・・・。オオイヌタデはイヌタデより少し荒地を好むようです。