柔らかい感じのキク科の花。これは山の中の日当たりの良い場所に時折見られます。アキノキリンソウかと思って近づいてフクオウソウとわかりました。枝分かれが大きく広がって花を沢山つけます。アキノキリンソウがまとまって付くのとは花姿はかなり違いますね。かなり遅くまで花を楽しませてくれる種です。
ツリフネソウの葉を食害していた芋虫。スズメガの仲間の幼虫です。尾部にとんがった角みたいなものが特徴で、それよりもっと特徴的なのは擬態の一つの目玉模様です。本当の頭は先のほうに小さなものがあるのですが、驚かすと縮まって丸くなり脇のほうの目玉模様が大きくなってきます。弱い虫ですから懸命に身を守る工夫をしているのですね。