ルリタテハも越冬する蝶ですね。この日は大きな木の幹に止まって日光浴をしている姿を目撃しました。樹液や蜜を求めるような行動はしていないようで、ただひたすら体を温めているような感じです。近づいてもあまり反応しないのですが、邪魔をせずにそっとしておきましょう。いずれ雪圧で潰れないような場所を見つけて長い冬篭りに入るはずです。雪は重いもの。しかし、考えれば地面は倒木や岩や枯れはなどでさまざまな凹凸があって圧力は一様ではないようで押しつぶされるという心配はしないでいいようです。
ルリタテハに近づいても反応は鈍く、じっとしています。日光浴がよほど気持ちがいいのでしょう。春に見る個体はかなり痛々しいのですが、この時期は翅はそれほど痛んではいませんね。