食虫植物はその形態ばかりでなく生態的な特徴で興味を惹かれます。マニアが多いのもうなづけますね。ほとんどは貧栄養の湿地に生息していて、主要な栄養素のうちの窒素源を動物(昆虫など)に求めた適応の姿として説明されます。生産者として位置づけられる植物がこの部分では唯一消費者的な働きをしています。
モウセンゴケの仲間は葉に細工を施して粘着性のある液体を葉の毛から分泌して小さな昆虫を捕らえて分解し窒素源を吸収するとされます。名札にナガバボモウセンゴケとありましたが、以前尾瀬で見たものとは毛の色など違いがありますから在来の種ではないのかもしれません。
モウセンゴケの仲間は葉に細工を施して粘着性のある液体を葉の毛から分泌して小さな昆虫を捕らえて分解し窒素源を吸収するとされます。名札にナガバボモウセンゴケとありましたが、以前尾瀬で見たものとは毛の色など違いがありますから在来の種ではないのかもしれません。