亜熱帯や熱帯に常緑性のアジサイがあるようで、最近いろいろと移入されています。これもその一つ、種名は不明です(常緑アジサイとありました)。葉はアジサイの仲間と認識できるのですが、実の形がアジサイっぽくありません。一見フユヅタの実に似ています。世界中にはいろいろなものが存在するということを学びました。狭い日本だけではその全体像は把握できないということで、植物界の奥の深さにまた一つ感心しました。
南半球のスミレなのでしょうか、パンダスミレともタスマニアスミレとも言っているようです。花の形状はツボスミレに似ていますね。カバープランつとして人気がありそうで栽培している人が結構多いのだそうです。もっともツボスミレの習性に近ければ適湿地で爆発的に増殖できるのではないでしょうか。ガーデニングには在来のものを利用したほうが野外に逃げ出す可能性のある外来種を利用するより安全なのですが・・・。知らず知らすのうちに生態系の撹乱に手を貸しているケースが多い多いということを理解する必要があります。