森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

メグスリノキ

2012年06月20日 | 自然観察日記
今回の清津峡の観察の目玉の一つがこのメグスリノキです。僅かしか自生していない珍しい樹木で、その価値を知っている人には垂涎の対象ではないかと思うのですが、あいにく今回は花もなく実も観察できずで「フーン」で終わりでした。この季節の葉だけではその価値を伝えられないもどかしさがあります。近くに直径40cmはあろうかという大木も見つけましたから、今度は秋に再び訪れようか考えています。紅葉の圧巻は度肝を抜くことでしょう。