森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

アズマシロカネソウ

2012年06月26日 | 自然観察日記
湿り気の強い日陰に咲くキンポウゲ科の植物です。少し遅めのはなを咲かせている個体に出会いました。ほとんどは実を作っていてこの固体だけが遅い目覚めのようです。こういう植物ににも個性があるのでしょうね。遅い花早い花、環境ばかりでなく自らの遺伝子でも差が出てきます。

アズマシロカネソウ 実

2012年06月26日 | 自然観察日記
アズマシロカネソウの実はプロペラのような形をしています。キンポウゲ科の種はその果実に特徴があります。種子を包む鞘は先端が鋭く跳ね上がっていて、この先から割れて中の種子をはじき出します。